貧乏性な私は主に10諭吉を越えるレンズに保護フィルターを着けてます。（万一の時の下取りがいいように^^;）
もちろんフィルターですから何も無いよりは、当然画像にも影響あるとは思ってましたが・・・
それは、そのカメラマン氏に言わせると、新車を買ってシートカバーを被せたままの革シートで運転してるようなものなのだそうです。
次の人の為に、自分がその本質を使わなくていいの？と。なるほど(-_-;;

でもちゃんとしたメーカーで保護フィルターとして売ってるヤツなんだけど・・・ダメ？と思ったが、やはり描写に影響はあるらしい。特にデジタルカメラで大口径レンズに於いて顕著で、レンズ内に対向する平面を作ることは大きな画質劣化につながるのだそうだ。詳細な説明は難しくて忘れたが^^; 何でもローパスフィルターの平面とフィルター平面の間で光が反射しあうことによって細かいゴーストの様な症状が起こるらしい。
デジタル用として低反射コーティングしてあるものでも、平面である以上多少でも反射し画像劣化するらしい。
それ故、もともと保護フィルターの付いてる超望遠レンズにはデジタル世代になってから、「メニスカス保護ガラス（ニコンの場合）」という曲面で再反射光を拡散させるフィルターを採用しているそうなのだ。

なるほど。そう言われてみれば確かに思いあたるフシもある。
PLを装着するとケラれる心配のあるsigma10-20や装着不可のフィッシュアイ、付けるとカッコ悪いツァイスなどは装着していないが、コントラストが高くてキリッとした描写なのはそのせいなのか？
以前使っていた85/1.8や80-200F2.8は、もういいやと^^;保護フィルター無しで使っていたが、各々85/1.4、VR70-200F2.8となってグレードアップしているにもかかわらず、以前の方が良かったような？なんて思うのはひょっとして購入と同時に装着している保護フィルターの影響かも知れない。
そんな事聞いて試したいのだけど曇天続き・・・(T^T)

がしかし、それはほんの僅かな違い。保護フィルターを付ける事によって万一の事故を防げるし、装着していることによって、レンズを気にせず撮影出来るメリットも大きい。何より下取りがイイし（笑）
もし装着している方が居たら、ココゾという時外して見てはいかがでしょう。
そしてデジタル用ならまだしも、むか〜しの保護フィルターはヤメた方が良さそうです。
特に露光時間が長い夜景や、星空には更に有効らしいです。ウヘ〜試したい！
最近星空見てないな〜。今度の3連休はどうなんでしょ？