ナノクリスタル24-70F2.8でレンズの奥深さを再認識してしまった私。
こういうのも"類は友を呼ぶ"と言うのでしょうか？（違）
70〜域もビシッとしたレンズが欲しいな〜と思うようになり（70-200F2.8Gで充分なのは承知の上で）新たなナノを求めVR Micro105mmF2.8Gを買うべく某ショップへ・・・以前からずっと欲しかったマクロレンズだ。

ところがふと見ると、やはり以前から憧れだったDC Nikkor105mmF2との値段の差はごく僅か。しかも在庫あり
勿論マクロ撮影は出来ないが、このレンズはDCリング（Defocus-image Control）という特殊な仕組みがあり、ボケ具合を調整出来るという個性的なレンズなのだ。しかもカッコイイ上、1段分明るい開放F値。だが、VR Micro105mmF2.8GはAF-Sだし、VRも付いた最新レンズで間違いの無い1本である。
試写させて頂くとVRMicroはフォーカスも早いし、VRがやはりイイ。描写もマクロらしくカリカリにシャープな印象で全体的にソツの無い感じ。一方DCレンズの方は、寄れないわ、DCの効果はよく判らないわで掴みどころが無い^^;;　でもなんかほっとけない感じが魅力的 （なんか抽象的）
暫し、メインの被写体となるワンコ撮りをイメージしながら取っ替え引っ替え・・・VRMicroの早いフォーカスも魅力だが、結果として違う描写が楽しめるDCレンズの方がイイかな？と思いつつ。最後は見た目重視でDCに決定。鏡胴ギリギリのレンズデザインが好きなんです^^;
但しVRMicro導入の余地も残しておきたいので、買ったのはDC Nikkor135mmF2（爆）結局高くつきました（汗）

ちょっと使ってみた感想ですが・・・
DCの特長である前ボケ＆後ボケ及びその強弱は非常に判り憎い。というか私にはほとんど判りません（爆）今のところ
DCの一つの効果であるソフトフォーカスについては、なかなか良い感じ。ですが、これをすると合焦し難かったりピンが何処に合ってるのか判らなかったり・・・。AFもやはり遅くてともすると没写真の大量生産になります（又爆）ソフトフォーカスフィルタでいいのかも^^;;

ですがレンズの基本性能は単焦点らしくやはりハイレベル。ボケもキョーレツで綺麗だし、透明感の高いコントラスト豊かな描写をするような感じがしました。良く言えば使い応えのあるレンズです。モノにするのには時間がかかりそうですが、なかなか楽しいレンズですv

ちょっと作例を・・・