Life with dog
<< 北海道Camp vol.3・かなやま湖畔キャンプ場 :: main :: 北海道Camp vol.5・はこだてワールド温泉牧場 >>

北海道Camp vol.4・オコタン野営場

オコタン
Nikon D3 AF-S24-70mmF2.8G
再び感動の支笏湖へ。
前回泊まった美笛キャンプ場の対岸・恵庭岳麓のオコタン野営場です。
早速Marmot CitadelでFast & Lightなキャンピングー。

Day7pm

とりあえず今回行きたいと思っていた所はほぼ行けた。
勿論まだまだ行ってみたい所はここ北海道には沢山あるのだが、残念ながらそろそろ帰り行程。
ここからは予備日として考えていた2泊を使って函館までの約400kmを南下する。

夜の設営当初はニセコ周辺でと思っていたが、再び支笏湖へ。あのシーカヤッカーさんお勧めのポイントに近い、オコタン野営場かポロピナイキャンプ場を目指して。
約200kmの道中、出発時間が遅かったので到着予定時刻はPM7時を過ぎている。だが今までの経験からのんびり向かっても5時には着くだろうと考えていたのだが・・・

選んだ道がまずかった。途中から市街地に入ってしまい夕刻の交通渋滞、平均速度はガクンと下がり到着予定時刻がどんどん伸びる。
念の為各チェックイン限度時間を確認すると、オコタン野営場は遅くなったら翌日受付で泊まっていいとの事なのでオコタン野営場に決定。遅れついでに札幌に立寄り、現地に到着したのはPM8時過ぎでした。

初めてのキャンプ場でしかも暗くて全貌が判らず迷っていると、やはり夜に到着したソロキャンパーさんが設営中。その方に教えてもらって駐車場の近くに設営することにした。
とりあえず今日はテントだけ張って椅子やテーブルの備品があったのでそれをお借りして晩餐。そのソロの方と我々の二組だけのキャンプ場内。雲が多く星空は望めないけど、月明かりに照らされる支笏湖を見ながら静かな夜を楽しみました。ソロの方の焚き火が、尋常じゃなく爆ぜるのが気になったけど(笑)

魔女のスプーン 桂沢湖 秀岳荘 味噌ラーメン キャンプ場到着 サイト



Day8

朝翌朝5時ごろ目覚める。天気は良いがここからは山の尾根が邪魔して美笛のような日の出は期待出来ない。だが朝日に照らされた美笛方面の湖岸が美しい。
ふと見ると昨晩のソロの方が湖岸にうずくまって何かしている。何をしているのかな?と思い探りに行って見ると、どうやら写真を撮っているようだ。よく見るとカメラはCanon1DsMkIIIにレンズは8512!(凄っ)話を聞くとアマチュアだが、かなり写真好きそうなおじさん。機材調達に銀座にも来るらしく話は盛り上がり、フォトジェニックな朝の時間にもかかわらず2時間近くも立ち話し。朝凪の時間を逃してしまいました^^;;

準備が終わった頃には前回と違い風が強く荒れ荒れの支笏湖。ここオコタンは恵庭岳の急峻な麓にあり、ここから丸駒温泉までは道路の無い湖岸が続く秘境地で(丸駒温泉map参照)、湖上は勿論湖中の景色も凄いというので楽しみだったのだが、湖面が荒れて水中の景色は楽しめそうもない。というか湖上へ繰り出すのさえ躊躇してしまうコンデション。

また来たのよー風が弱まるのを待って向かったものの、オコタン崎を過ぎると大荒れの湖上。まともに横波をくらうと転覆しそうな勢いだ。これはヤバイと思い、残念だが早々に引き上げ近くの浜でワン達と水遊びを楽しみました。
キャンプ場に戻りコンデションの回復を待つが、小康状態になったと思うと大荒れになったりで落ち着かない。管理人さんに聞くと今日はこれ以上悪くなる事はあっても良くならないだろうとのお話しで、初日の支笏湖を思い出しカヌーは諦める事にした。

さて、そうと決まればこの後の予定。例え明日がグッドコンデションになっても、フェリーの時間を考えると朝一番で出発しなければならない。ここに居てもカヌーが出来ないのだったら・・・という事でまだテントだけの設営だったし、明日の行動に余裕が出るので函館方面に向かう事にした。テントだけだと撤収もあっという間♪こんなキャンプもありだな。と思ったのでした。

そして撤収が終わりそろそろ出発しようと思ったいたら。デイキャンで来ていたカナディアンが湖上へ、あまり経験が無さそうだし大丈夫かな?と思って見ていると、なんと沖の方で転覆!女性の方はパニック状態になっている。一瞬緊迫したムードが漂ったが、仲間の方が管理人さんに助けを求め事なきを得ました。
でも視界の届く所で良かったです。見えない所だったらどうなっていたのか?と自分に置き換え考えるとやはり自然は恐いなと思ったのでした。

別れ際、カメラ好きのソロキャンパーさんが「よい旅を」という言葉を下さった。
なんだか久しぶりに聞いた気がする。近年キャンプが日常化しすぎていてこの素敵な別れの挨拶を忘れていた。「気をつけて」なんて夢も希望もない挨拶しか思い浮かばなかった私にはなんかジーンと来た。
そうだ旅をしてるんだっけ。間もなく北海道を後にしなければならないけど旅の途中なんだ。まだまだ楽しまないと!

日の出の予感 Marmot Marmot 出艇 オコタン崎の先 オコタン崎 オコタン崎の先 巨木 キャンプ場 長いビーチ 駆け回る キャンプ場 我サイト 林間サイト 湖岸 撤収 フットプリント 撤収完了

設備が古く、小さなキャンプ場だと聞いていたオコタン野営場。→インプレはこちら
荒廃した、ちょっと陰湿なイメージを持っていたのだが、場内施設はよく掃除が行き届き思った以上に綺麗な印象。(本栖湖のアソコよりは恐くない^^;)
17時間しか滞在しなかったけど、尾根筋があって全貌の見えない支笏湖は小さく親しみを感じ、支笏湖の無限の奥行きを感じなかなか良いと思った。全体にこじんまりした落ち着くキャンプ場でした。カヌーフィールドも豊かだしまた来よう!


***Favorite Scene***
朝焼け ビーチ バロン&アイリ 九十九里浜? バロンの水遊び
雲 パラダイス 私の 秋の気配 秋景色


Camp SUP & kayak, SUP & kayak > 支笏湖, report : Edit
2008.09.29 Mon 23:25:: - :: -