Life with dog
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北海道旅2009' vol3.国設然別湖北岸野営場

然別湖
Nikon D40 AF-S18-200mmF3.5-5.6G VR
日高山脈を越えるといよいよ道東
道東最初の宿泊地は大雪山国立公園に属する然別湖へ
ここは原生林に囲まれた深い自然にあるカルデラ湖。
そして北海道でもっとも標高が高い所にある湖ということで少し早い秋を期待して・・・

DAY4

支笏湖から然別湖へは約240km。関東だったら福島まで行けちゃう距離です。しかもほぼ一般道。。。

白樺これから向かう行程では、大きなスーパーは少ないと聞き千歳市街で買出し。その後は夕張まで高速を利用し、十勝平野を一望出来るという日勝峠を越えるルートで向かいます。
夕張から先は未知のエリア。峠からの景色を楽しみにしてたけど、標高を上げるに連れ凄い雨。日勝峠付近では5m先の車も見えない程の濃霧も加わり残念なドライブでした。

十勝平野まで降りると雨は無く明るい曇り空。鹿追で遅い昼食をとり、然別湖へ向け再び標高を上げてゆく。まるで標高2000m級の志賀高原のような様相の白樺峠(900m)は、既に秋色で紅葉カヌーの期待が高まる。。。が然別湖はそこからだいぶ下がった所にあり、色づき始めという感じでした。

キャンプ場に到着すると平日とあって誰も居ない。場内を見渡すと湖は望めないが思った以上に深い自然で素晴らしい環境です。北海道は毎度期待以上の所ばかりで外れがありません。

設営早速設営を開始しようと台車に荷物を積み込んでいると、受付16時〜というタイミングでネイチャーガイドのような管理人さんが現れたのでまずは受付。
曰く熊等野生動物が現れる恐れが多分にあるという。就寝時は食べ物・生ゴミは車の中に入れ、水も煮沸使用などなど。。。まさに注意事項でちょっと緊張(本汗)

まぁ北海道に限らず熊が出てもおかしくないような所は何度か経験しているが、いつもならマサカネーなんて笑って流しちゃうけど、ここはシャレにならない雰囲気ムンムン。しかもその後も誰も来ない貸切状態。

いつもならこんな状況は手放しで大歓迎しちゃう我家ですが、今回は1組くらい居てもいいのになと思いました^^;
なので今夜予定していた焼物料理は臭いが出るので念の為中止し、簡単に済ませました(いっぱい食材買って来てるのに・・・)

そして夜、ここは電気が来て無いという事で星空も楽しみにしてました。が、時折雨降る曇り空。夜中に起きてみるも、雲が多く思い描いていたような星空は叶わずでした。
でも失明しちゃったのかと思うくらいの漆黒の闇。標高も高いし晴れてたらさぞや星が綺麗だったんだろうな〜残念!(夜の撮影も緊張しますよ^^;)

ポスフール 日高山脈は雲の中 塩ラーメン 白樺峠 設営完了 テーブル 趣きあるサイト 泡盛 外で晩餐 テント内で 漆黒 星明かり


DAY5

翌朝翌日は朝から良い天気(コロコロ変わる天気が幸い)。昨日行きそびれちゃったカヌーエントリー地点に行ってみる・・・静かだ。
靄のかかった幻想的な然別湖は人智を感じない無垢の大自然。空には大きな鳥(ひょっとしてオジロワシ?)が舞いまるで異国に居るような錯覚に陥る。

さて本日は、ここでのんびり大自然を満喫しもう一泊する予定でしたが・・・これからの天気も微妙そうだし、なにより犬ばかの我家にはココはワイルド過ぎた。ヒト的には施設は綺麗で過ごし易いのだが、ワン的にちょっと気になる事があったので移動することに。

紅葉カヌーということで然別湖はくまなく楽しもうと早朝から出発してグルッと一周します。
支笏湖の後なので水はビックリするほどではありませんがなかなか綺麗。今まで行った北海道の湖に比べると小さく、山が迫りどちらかというと関東の湖のような感じで親しみ易い。
だが冬はマイナス40℃にもなるという厳しい自然環境、樹々や動物などが北方圏を感じ、手つかづの感のスケールが違う。自然が多く残る北海道の中でもさらに野性的で感動でした。→インプレはこちら

周囲長約14kmとそれほど大きな湖ではないので、3時間程かけてざっと湖を一周、昼過ぎにはキャンプ場を後にしました。今日は温泉に入りたいな〜背中洗いたいです^^

朝 然別湖 支度中 出航 紅葉 紅葉カヌー 上陸 散策 ポスター 足湯 白樺 樹々 東湖岸 キャンプ場 ヤンベツ川 エントリー地点 昼食&撤収 チェックアウト



 FSP2.gif白樺峠 紅葉 秋 秋色 朝の然別湖
飛来 朝陽が注ぐ グラデーション ハンティング 雨上がりの朝
紅葉 紅葉2 紅葉3 紅葉4 キャンプ場





ワンコ飼の方へ余談ですが・・・
北海道といえばエキノコックスが心配。通常の生活、キャンプではまず感染することはありません。例え虫卵を含んだ沢水を飲んだとしても感染の心配はないとの事です。(人間はダメです)

ですが中間宿主となっている野ネズミ等(死骸含む)を口にした場合は危険。
今回湖エントリー地付近の水中と、サイト内で野ネズミの死骸に遭遇。
(それがマナーではありますが)リードで繋ぐ等しっかり管理をしていれば恐れる事ではないし、何処へ行ってもありえる事で、あまり神経質になる必要はないとも思うのですが、それを見て過ごすのは落ち着かないので移動することにしました。

犬はエキノコックスに感染した野ネズミを食べて感染します。(北海道公式HP)
エキノコックス症について(北海道立衛生研究所)
Camp SUP & kayak, SUP & kayak > 然別湖, report : Edit
2009.10.05 Mon 18:04:: - :: -