今年はこの後、流星嵐になるかも？と注目されている来月のしし座流星群。12月には三大流星群のふたご座流星群が週末と重なり、流星群はこれからが本番。
だが今回のオリオン座流星群はマスコミの露出度が高い。何でもオリオン座流星群としては近年に無い好条件なんだとか。
出現数は少ないが明るく、有痕率の高い流星が見れるというオリオン座流星群。天気も良かったし「大当たり年で凄かった！」なんて記事を見たら後悔しそうだったので（まだしし座流星群のトラウマが）、思い立って昨晩行ってきました。

平日しかもワンも一緒なので近場で車で行けて星が綺麗な所、東の空が開けている所。と探した先は埼玉県北部の堂平山。
かつて国立天文台の観測所でもあったというココは、車で標高900ｍ程の山頂直下まで登れて眺望も良いという。
ココなら巧くすると市街地上空に流れまくる流星群を撮れるかも！流星を撮れなくても関東平野の星空夜景が撮れるだろうとカメラを2台装備し、観察準備も万端で意気揚々と向いましたが・・・


高速を使って1時間半ほど走ると、付近は埼玉と思えなくらい人里から離れ真っ暗、行き交う車も少なくてなんか良さそうな予感v 平日だし、イメージでは一部天体マニアが居るくらいで閑散としているだろうと到着したのはまっ盛りの23時。バルブをしてる人が居たらマズイとスモールライトのみで恐る恐る向かったら・・・

そこは静寂とは真逆のスゲー人＆車！打ち上げ花火でも見るような人だかり、明るくて騒がしくて、まるでお祭りのようでびっくりでした@@
イメージしていた山頂直下の駐車場はどうも一杯そうで、頂上方向へ続く車で大渋滞。なら仕方ないと手前の開けている所の駐車場がたまたま空いたのでそこで観察することにしました。



その後も来るわ、帰るわで1分と真っ暗な時間帯が無い。もう撮影どころの騒ぎではありません。勿論眺望なども望めず(T^T) こんなに話題になっていたとは、ここは穴場だと思っていたのに・・・甘かったです。
ということで撮影は諦め、脳裏に焼き付ける事に専念。時折流れる大きな流星に一同大歓声＆拍手で平日の夜中とは思えない盛り上がりでした^^。



肉眼ではそこそこの流星が捕らえられ、中にはもの凄い痕跡が残る流星が見えたり（写真無し）と流星群の気分は十分味わえました。（でもそれほど大騒ぎするような流星群ではなかったような気がします。）
なにより「ひょっとしてモノ凄かったのでは？行けば良かった？」なんて悶々した思いを引かなくてよかった。そして良い教訓になりました^^