モンスターに逢いたい
Nikon D5000 AF-S 12-24mm F4G
冬の蔵王に行ってみたい。と思いはじめて幾年月。
ようやく実現してきました。
核心の山形側じゃなかったけど、絶好のコンデションではなかったけれど
スゴかったです、アイスモンスター達@@
稀な気象条件が揃い、世界的にも珍しい樹氷群が見れると言う蔵王。ぢつはスキーで何度と無く訪れた蔵王ですが、当時その価値を知らず興味もなく、記憶も写真もまったくありません(汗)快晴の時もあったのに、今思えばなんてもったいないことを。。。
参考→樹氷ができる理由←
雪山と写真にハマっている昨今。ただでさえ興味深いのに、そんな青春の蹉跌を取り返す意味でもなんとしてでも抑えたいスポット。
ママの実家が仙台という恵まれた環境下にあったので、簡単に見れるだろうと思いきや・・・"行くならグッドコンディション時に"を思い過ぎてか、早5シーズン目に入るが未だ行けてない。(何でも2月の晴天率は20%程らしい。)
今年はこの飛び石連休を4連休にして帰省しながらチャンスを伺う。でも事前予報では4日間今イチ天気の東北地方。ただでさえ蔵王の天気は難しいと、3年前に行った時に実感したので、今回も半ば諦めていたのですが・・・
3日目の2/13(土)にようやく天気回復の兆し。といっても山形は曇り、宮城も山間部は曇りの予報と、雪降りっぱなしは避けられるかな?程度の天気。
微妙な天気なので山形側は諦め、気になっていたZIPFYで遊んでみようとすみかわスノーパークへ向かう事に。万一天気だったら蔵王連峰の一峰である刈田岳を目指し、分水嶺を渡って山形側を散策してみたいな〜というのがmaxの希望。
今回は実家ベースの雪遊び。ワンには辛い環境になりそうだし、安心して預けておくことが出来るので、バロン&アイリの面倒はじじばばにお願いして、ママも張り切っての参戦です。
と、あまり(晴天を)期待せず向かった宮城蔵王だけど、到着すると晴れ!山頂もバッチリ見えてるw
もっと早くくれば良かったと少し後悔しつつ、一応maxルートを目指してAM10:00にスタート。
しばらくは無風&晴天の気持ちの良い雪山ハイク。標高を上げるに連れ変わるスノーモンスターの成長を楽しみながら、写真を撮ったり雪の感触を味わったりと念願だった蔵王を堪能していたのですが・・・山頂直下付近から天候は急速に崩れ一転猛吹雪。
山頂は見えなくなりモチベーションは急降下。寒さと風にくじけそうになりながら、なんとか刈田岳山頂をゲットしたものの、山頂〜山形側は風が強く地吹雪状態で残念なコンデション。眺望もお釜も見えず(T^T)
がしかし山頂の氷の造形がスゴイ!そして時折開ける視界からは、重厚な氷を纏ったアイスモンスター達が見えた!何だろこの塊感。何でこんなになっちゃたの〜?と想うくらい不思議な造形で、とりあえず感動はありました^^
とコンデションが悪く思い描いていたような写真は撮れませんでしたが、それでも5年越の想いが成就出来て嬉しかった。今まで見てきたどれとも違う驚愕の雪、というか氷景が見れて納得でした。
果たして雪の無い夏はどんなだろう?という新たな興味と、やはりグッドコンデション時に山形側からアクセスしてみたい!という想いを更に募らせながら、帰路はBCを歩いて下山。ママも良く頑張った雪山ハイクでした。(←褒められて伸びるタイプらしいので、あえて^^;)
最後に。
下山途中でBCボーダーが一人行方不明との事で仲間が探していました。
じつはその方、私の気になるブランドで全身固めていて、山頂付近で見かけたのでよく覚えていたのです。
確か私達より先に降りたはず、なのに徒歩の私達より遅いって・・・その後の安否は判りません。webにも情報が無いので、恐らく何事もなかったのだとは思いますが、同日に山形側で事故があったようです。(無事発見されたようです)
雪山って魅力的だけど怖いです。今回もそんな片鱗を感じ多く学びました。
装備と天気の動向に万全を期してボチボチ楽しんで行こうと思います。
下山途中でBCボーダーが一人行方不明との事で仲間が探していました。
じつはその方、私の気になるブランドで全身固めていて、山頂付近で見かけたのでよく覚えていたのです。
確か私達より先に降りたはず、なのに徒歩の私達より遅いって・・・その後の安否は判りません。webにも情報が無いので、恐らく何事もなかったのだとは思いますが、同日に山形側で事故があったようです。(無事発見されたようです)
雪山って魅力的だけど怖いです。今回もそんな片鱗を感じ多く学びました。
装備と天気の動向に万全を期してボチボチ楽しんで行こうと思います。