錦繍奥利根

Nikon D5000 AF-S DX12-24mmF4G
とっておきの(っぽい)場所だからとっておきのコンデションを待ちわびてました。
まるで初めて冬の北八ヶ岳に行った時のようですが、まさに同等以上の興奮。
カヌーで継続的に"ヤバイ"と思ったツーリングは初めてでした。
なのでちょっと?ヒツコイですよ。

その奥には照葉峡という紅葉の名所を控え、湖周辺も紅葉しそうな樹木がいっぱい。
だからぜひ、紅葉時を漕いでみたいと思って早3年。
毎年グッドコンデションを待ち望んでいた。
私が思う奥利根紅葉カヌーの最高条件、それは
紅葉×満水×快晴×無風+冠雪した山々(難)
紅葉してることは勿論だけど、湖水量が豊富であること。むき出した岩肌があっては台無しだし、湖面すれすれに伸びる紅葉こそが紅葉カヌーの醍醐味だと思うから。
そして出来れば周辺の高山に白い雪を纏っていて欲しい。
と今年も週末毎にココをチェックする日々。だが天気の悪い週末が続き、今年もダメか・・・と思っていたら、思いの外紅葉の進行が遅くまだ間に合いそう。
しかも貯水率が上がってる&絶好の天気になりそう!
ということで急遽Cheenaさん、バーニー家と行ってきました。
本来なら近くでキャンプして土日楽しみたい所ではありますが、残念ながら既にどこも終了してしまったので日帰りで。


ゲートで艇を組立てながら開門を待ち8時にダム駐車場へ
釣り人は多いですがカヌイストはチラホラ。
こんなグッドコンデションなのに!
釣り人は多いですがカヌイストはチラホラ。
こんなグッドコンデションなのに!
でも実際の所、奥利根湖の紅葉カヌーってどうなのか?一般には秘境なのでほとんど情報が無く、ならまた湖のイメージだけが頼りで実はちょっと不安だった。
だが水上市街を抜け標高を上げて行くと色づいた樹々でいっぱい。そしてそれは奥利根湖周辺でピークに。
矢木沢ダムから望む奥利根湖は、紅葉した樹々で溢れ想像以上の美しさでした。

水位が上がり過ぎて沈んじゃってる紅葉!
がしかしこれはまだまだ序章でした。湖に降りればアイレベルに広がる湖面すれすれの・・・というか水多過ぎで湖水に埋まっちゃってる紅葉(笑)が湖面に写って美しさ倍増。
そして進むに連れ現れる冠雪した白い山々とのコントラスト。さらには奥に進みに連れ美しさが増す紅葉風景、まるで初めて来た地のような新鮮な感動の連続。

昼はみんなでアツアツカレー鍋
久しぶりにドラゴン使ったけどやはりウルサすぎる
久しぶりにドラゴン使ったけどやはりウルサすぎる
源流部の水長沢では皆で鍋を囲み、これぞ紅葉カヌーって感じの豊かな一日。本流部へのロングコースも、まったく距離を感じない黄金色に包まれた興奮のツーリングでした。
過剰な期待をしてなかった上に、モノ凄い紅葉。だから新鮮でインパクトが大きかった。しかも人混みとは無縁の私たちだけの贅沢な紅葉。家族みんなで、ワンも一緒に楽しめるのがなにより嬉しい。
若干ピークを過ぎた感じで風があったのが残念でしたが、それでも"生涯で一番の紅葉"といっても過言ではない体験でした。
四季折々(冬は無いけど)の違った表情で魅せる奥利根湖。やはりここは私のナンバーワン湖。今から来期が楽しみv

