雪中涸沢
Nikon D3 AF-S 14-24mm F2.8G
GW後半は積雪期の涸沢へ。昼はスーパー快晴に夜は満天の星空。
思い描いていたコンディションに恵まれ、大興奮の山行でした。
ちょっと心残りはありますが・・・
GW後半の5日〜はカフナを持って沖縄でカヤックツアーの予定だった。
がしかし、5/2になんと例年よりかなり早い梅雨入り
その後の長期予報を見るとずっと曇り&雨&強風(泣)
ということでさっさとキャンセルして計画Bへ。
まだ残雪の残る北アルプスで雪景色を楽しむのだ。
候補は燕岳&表銀座散策or涸沢&穂高の2泊3日。
天気は良さそう。
だが穂高方面は雪崩が多発していて状況が危ういらしい。
そして黄砂週間となってしまった今年のGW。
前日までの透明度の低いモヤモヤの空を見てモチベーションも上がらない。
だから行く先も決まらない。
結局目的地未定で、kaikaito氏の車に同乗して松本方面へ。
やはり薄雲なのか黄砂なのかスッキリしない空。
ということで、燕はもう晴天時じゃないと嫌なので上高地へ。
テン場が快適な涸沢カールでのんびりキャンプを楽しむ事にした。
(というか徳沢園か横尾でもいいかなと)
ところが時間が経つに連れ良くなってくる天気。
涸沢カールに着く頃には快晴!夜は満天の星空w
そしてそれは翌日まで続き、まさかのグッドコンデション。
雪崩も落ち着いてるようだし上へ行くには絶好の天気。
嬉しい誤算・・・と同時に複雑な胸の内に。
というのは
段取りが悪いと言うか、行き当たりばったり過ぎと言うか、無知と言うか、マヌケと言うか
実は平日(6日)の今日。自社にさえ休む根回しをしていなかった私。
今時何処でも電話は通じるし、当日朝に電話すれば良いかな。と考えていた。
ところが涸沢は圏外。
最近の山行では何処へ行っても電話は通じていたので、
割と整っている涸沢は絶対圏内だと信じて疑わなかったのだ。
会社へはヒュッテの公衆電話で伝えればいいけど(つか会社はどうでもいいけど)
客先からのメールや着信の対応が出来ない。ん〜困った。
奇しくも穂高連峰は一点の曇りも無い晴天。
だが心に残る一点のわだかまりが引っかかり
後ろ髪引かれつつ、世間が動いているうちに電波圏内へと涸沢を後にしたのです。
と前置きが長いのは
何で降りちゃったの?と誰もが思いそうな
スーパー快晴だったから!( -_-)
15時頃沢渡へ戻って、早速会社他に電話・・・
そしたら誰もが「天気も良いし連休中日だからハナっから休みだと思ってた。」
だって(TT^TT)あうー
でもでも。紅葉期も絶景だけど積雪期もまた無垢で非日常な風景。
道中もテン泊も昼も夜も、無条件に楽しかったし
こんな極上の涸沢カールで過ごせて幸せでした。
行って良かった!kaikaitoさんありがとう!