Life with dog
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about Rudder

ママ達も安心。
Nikon D5000 AF-S 12-24mm F4G
ママ達だけでもOK水上。

なんて感じで操舵が手軽になるけど・・・
邪道だとか頼り過ぎは危険とか、いやあった方がイイとか賛否両論ある"ラダー"
私ごときがどうこう言えるものではないし、否定も肯定もする気はないけれど
単純にインプレ好きなので書かずにはいられない(笑)
ボイジャー460Tのラダーについての個人的な感想です。

じつはこのラダー。昨年から欲しくて、各ショップに問い合わせて探してましたが何処も在庫無し。メーカー在庫も無くて納期も未定。今シーズンに入っても未定だったので、問い合わせたら造る予定も未定なんだとか(何それ?)

なら在庫のある520T(460Tのコックピットをそのままに前後60cm長くした上級モデル)用は流用出来ないのか?多少の加工で装着出来そうだけど?何処が違うの?と尋ねてみても出来ないの一辺倒。何処にも現物が無くて検証も出来ないもどかしさ・・・

だがkaikaito氏のエルズミア570Tでラダーの構造を知った今、素人の私が460と520の構造を比較しても多少の加工で付きそうで・・・その旨をモンベルにヒツコク問い合わせたら、渋々改造加工してくれるというけれど、まるでこれでも買うのか?と言わんばかりの条件提示(20%以上UPで納期も未定)。

ただでさえ高いと思ってるのに料金に問題ありだし、季節ものを納期未定で待てる程人間出来てない。何よりあまりにも対応が悪いので頭に来て断った。
ところが某ショップによると若干の加工で付きそうだと言う事で、自分で何とかしてみようと買ってみたのでした。

520T用という事で、予想されるのはレールを取り付けるリブ3-4の間隔とラダーまでのワイヤーの長さ。(取付部のスターンエンドの構造&角度は同じと検証済)
リブ間はコックピット長が同じだからひょっとして同じ?艇長が60cm違うからワイヤーは切らなければいけないだろう。
なんて感じで心して準備して取りかかったら・・・


なんと!そのまま付いちゃったw
無加工で


これはいったい・・・モンベルは何処をどのように加工しようとしていたのか?モンベルにはアルフェックに精通してる人は居ないのか?判らないくらい微妙な違いなのか?それとも今の状態は未完なのか?
なんて疑問は残りますが、装着出来て問題無く動作しています。
なんだか嬉しいような、呆れたような・・・拍子抜けしてしまいました。
先日のフロアシートと言い、モンベルの不信感は募る一方。

というわけで520T用のラダーも460Tで使えそうです。
ちなみに品番は違いますが、取付説明書は520T/460T用とあって共用です。
あくまで私個人の検証です。責任は持ちませんのであしからず。

レール 貫通 完成 ペダル ワイヤー装着 船体布 ラダー部 完成



良いな〜と思った所
○全長4.6mのボイジャーは、安定性を重視した設計で操舵性が今イチ。
 特に二人乗り+ワンコ+荷物等で喫水が深くなると曲げ難い。
 加えてウェザーコッキングも顕著なので、ラダーがあると楽。
○いわゆる"当て舵"の必要が少なくなり巡航速度が上がる。
○バウ(ママ)が漕いでくれれば足だけ動かしていればいいので楽々^^
○両手を使う一眼レフ撮影時は足で舵が取れるとアングルの自由度が増す。
○パドル操作が不足なママ(又は同等同士)でも散策出来る。
○場合によってはバウとスターンが交代出来る。
○カッコいい

ちょっと難
●若干組立ての行程が増える。(でも一度セッティングすれば容易)
●総重量が少し重くなり、収納体積も増える。
●フットレストが無くなるので、踏ん張り難くなる。
●(我家には)不要な付属品が多く高価

では必要かというと必要ではない。(だからオプションなんだけど)
けどせっかく装着出来る様になっているボイジャーシリーズ。

ほぼ一人で漕がないといけない我家の場合、コンデションによっては体力温存に繋がり。さらにフィールドを広げて海にも目を向けると、風の他に潮流やウネリにも応じなければならないので、長い距離&時間を漕いだりするには有効そう。

私が思うに、ボイジャーはパドリングをアクティブに楽しむと言うよりラグジュアリー指向。目的地にいかに快適に行けるかが観点だと思うので(また私もそれを求めてる)、私的にはボイジャーにラダーは有りだと思いました。
どのみちフリップアップ式なので、使わない時は上げとけばいいわけで、お守りや保険といった感じで使っていければと思ってます。
何と言っても見た目に締まり。これにコーミングカバーとシーソックを装着すれば、FCクロンダイクに見間違いそう^^; (ないない)

男子チーム

いずれにしても楽しみ方が広がるのは間違いない。
新しい艇を買った様な、新鮮な気持ちでデュオ艇が楽しめました。

SUP & kayak tools : Edit
2011.08.11 Thu 13:36:: - :: -