Solo BKP@笹川流れ
Nikon D5100 AF-S 12-24mm F4G
まもなく立冬とは思えない陽気になりそうな文化の日連休。これはチャンスと新潟県の名勝"笹川流れ"沿岸をBKPツーリングキャンプ。
気温&水温とも温かく、まだ夏を思わせる陽気ではありましたが
太陽は低いし海況はやはり冬の訪れを感じる日本海。
ちょっとイメージとは違っていたけど刺激の多い旅でした。
所用があって仙台に行く予定だった11月第一週末。何かソロ活動も楽しもうと文化の日を交え4連休にしていたら・・・天気良く、暖かな陽気になりそうな3-4日。
気圧配置は夏っぽく、日本海も楽しめそう。ということで仙台ついでに気になっていた"笹川流れ"計画を実行する事にした。
"笹川流れ"とは新潟県村上市の日本海沿岸約11km程の国の名勝天然記念物。
多数の奇石や洞窟等が混在し、美しい景観に透明度の高い海ということで、ぜひ漕がなければ・・・と思っていたけどただ漕いで見るだけでは面白く無い。
沿岸にはJR羽越本線が走り、BKPにもってこいのロケーションゆえ、どうせならキャンプ泊も盛り込んで、日本海をワイドに1Wayで堪能したいと思っていたのです。
計画の概要は山形県の三瀬駅沿岸から南下し、温海温泉or鼠ケ関でキャンプ泊。翌日は笹川流れ終点まで行き、最寄りの桑川駅から電車で戻ってくるという総漕長約50km超のルート。
沿岸には駅が点在するので、途中リタイヤも可能。気ままなソロ旅ゆえ、状況に応じながら楽しもうと出発しました。
気圧配置は夏っぽく、日本海も楽しめそう。ということで仙台ついでに気になっていた"笹川流れ"計画を実行する事にした。
"笹川流れ"とは新潟県村上市の日本海沿岸約11km程の国の名勝天然記念物。
多数の奇石や洞窟等が混在し、美しい景観に透明度の高い海ということで、ぜひ漕がなければ・・・と思っていたけどただ漕いで見るだけでは面白く無い。
沿岸にはJR羽越本線が走り、BKPにもってこいのロケーションゆえ、どうせならキャンプ泊も盛り込んで、日本海をワイドに1Wayで堪能したいと思っていたのです。
計画の概要は山形県の三瀬駅沿岸から南下し、温海温泉or鼠ケ関でキャンプ泊。翌日は笹川流れ終点まで行き、最寄りの桑川駅から電車で戻ってくるという総漕長約50km超のルート。
沿岸には駅が点在するので、途中リタイヤも可能。気ままなソロ旅ゆえ、状況に応じながら楽しもうと出発しました。
がしかし初っ端からつまづく(汗)
水曜日の夜に自宅を出発し、まずはママとワン達を送るべく仙台の実家へ。
仙台からほぼ高速で行ける出発点までは100km・2時間程の距離と思ったので、昼過ぎに出艇出来ればと、仮眠して仙台を10時過ぎに出発。
だがナビをセットすると何と200Km!少し多めに表示される到着予定は14時だった(焦)
ちなみ埼玉の自宅からだと400kmあるので、近いと言えば近い^^;
というわけでこの後はバッタバタ。法定速度+α&ノンストップで山形入り。昼は菓子パンで済まし、出艇場所も少し短縮して五十川駅前からにして13時過ぎに出艇したのでした。
この日の海況予報はウネリ:0.3〜0.7m、風:3〜5mという事で、安心して漕ぎ出ると結構なウネリ。
周期が長く砕けて無いのでまだ良いですが、上下動がスゴくて久しぶりの船酔い。
キャンプ候補地として幾つか目星をつけていた浜もサーフが凄かったりイメージじゃなくて見送りに次ぐ見送り・・・陽もどんどん低くなって来て焦る焦る。
結局、黙々と漕いで日没直前に鼠ケ関港に到着。滑り止めと考えていた港内の営業を終えたキャンプ場で泊まる事に。
ワイルド感も絶景も無く、思い描いていたキャンプシーンではありませんでしたが、徒歩圏に大型スーパーがあり、近くに水回りも整っていて平らな芝地と最近稀な快適なキャンプでした^^;
ウネリが収まらなければ予定を変更しようと思った2日目。
海況を見ると少し穏やかになってる感じ。しかも予報によると昼頃までは風&ウネリとも収束傾向で、その後また少しずつ悪化する様子。
ということで早めに出発して行ける所まで行こうと8時頃に出発。
鼠ケ関から寝屋までは退屈な沿岸が続きますが、海況は平和で気持ちの良いパドリング。パドルや漕ぎ方を変えて速度を考察したり、気持ち良さそうな浜があれば上陸したりして進む。
笹川流れの始まる狐崎からは奇石が多くなり見所が現れ出し、恐竜岩から始まるメインエリアに入ると、そこはまさに海のロックガーデン。奇石や洞窟だらけで興味深い景色が続きます。
クリックで拡大
ですがこの頃、場所的なものなのか昼を過ぎたからか途端に海況が荒れ出し余裕の無いパドリング。
途中、根岩に乗っかりヒヤッとするシーンもあったりして、お目当てだった美しいビーチも何処か判らず・・・なんとか終点を見届け漕行を終了。
桑川港で上陸&撤収させてもらって、起点となる五十川駅まで戻りました。
というわけで少し短縮して、メインの"笹川流れ"は今ひとつ消化不良だったけど、達成感もあり、充実のツーリングキャンプ。
海に出れば無垢の自然があり、だけど生活圏(陸)も近く、日常と非日常が隣合わせで、安心・快適でなかなか楽しいルート。夏に再訪したいと思いました。
1Wayだと新鮮な発見&経験の連続でこの先は?って感じで長距離でも苦にならない。片道20km往復はぞっとするけど、1Wayなら40kmでも50kmでも漕げそうに思った。
そしてやはり全てを持って漕ぐ"自由な漕旅"がB型的好奇心を刺激する。ローカル鉄道もいいなと思ったり、見知らぬ町・文化に感心してみたり。
FC艇を買わなかった一生無かったろうなと思う見聞&体験がいっぱい。
出来れば車の所に戻るのでは無く、このまま電車で旅したいと思った(つかビールが呑みたかった!)。
【メモ】
暖かく夏っぽい気圧配置といえども太陽の位置は低く水中の見栄えが悪い。日没も早い。
穏やかとは言ってもやはり11月、北からのウネリは入ってくる。
山形→新潟だとずっと逆光。逆ルートの方が良かった。
海から見ると目標や目的地が判り難い、メボしい所はGPSにポイントしておく。
笹川流れ以外は思ったより退屈。駅で言うなら越後寒川ー桑川間で良いのかも。
長時間上陸しなくて良い様に小用出来る工夫をする。&行動食も用意する。
計画マップにGPSログデータをマッチさせてみました。
より大きな地図で 2011 BKP's笹川流れ を表示
SUP & kayak > 東北の海 Camp, Feathercraft > Wisper, SUP & kayak, report : Edit
2011.11.09 Wed 17:45:: - :: -
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