稲子湯から硫黄岳
Nikon D5100 AF-S12-24mmF4G
夏沢峠からの硫黄岳稜線。風強く寒くて・・・もう二度と雪山なんか来くるもんか!と思いながらの登頂。
でも写真だと太陽燦々で気持ち良さそうに見えるのが悔しい。
もっとも、今思えば楽しかった思いしかありませんが。
■稲子湯〜硫黄岳 2013.1.12 天気:晴 気温:-7℃(唐沢橋)〜-15℃(夏沢峠)〜-3℃(唐沢橋)■
今年最初の山歩きはずっと気になっていた東側山腹からの八ヶ岳。
何度か訪れている冬の八ヶ岳だけど、西側山麓のメジャーなルートばかり。飽きるというほど経験は無いけど新年最初、新鮮な景色の中を歩いてみたいと今回は東側の稲子湯から硫黄岳へアクセスしてみることに。
と決めたのは当日朝。何処の山に行くのか?はたまた海なのか?(爆)前晩まだ行き先も決まらないのに参加表明してくれたkaikaitoさんと一緒です。ワガママに付き合っていただきありがたい限りです。
初めての地で時間が読めず、稲子湯(正確には唐沢橋駐車場)からはAM7:45のスタート(遅)
積雪豊富なれどよく踏まれていてつぼ足でも歩き易い雪道、さほど寒くも無くしらびそ小屋、本沢温泉と順調に進み、夏沢峠までは平和な雪山歩き。
がしかし稜線に出ると一変、風が強く寒い。硫黄岳への稜線は雪煙が上がり更に厳しそう。独りならヤメてた(弱)だがソロじゃないし天気は快晴、行けるとこまで行ってみようと完全武装して山頂へ。
森林限界を超え遮るものの無い稜線に出ると風は容赦なく全身を襲い、真っ直ぐ歩けず・・・というか飛ばされそうな感じで呼吸もままならない。
更に上がって行くと地吹雪。散弾銃の様に小さな氷の粒が全身に当たり騒がしくて会話も出来ない。ヒドイ、酷すぎるコンディション。
でも何だか不思議と充実感・・・ゴーグル、ピッケル、アイゼン、ハードシェル、グローブ等々、こんな状況でも道具が機能してる嬉しさ(=物欲冥利に尽きる)と体力的には余裕のある自分に感動したりして、辛いんだけど逆に闘志が湧いた(M?)
山頂部は更に強風で絶景なれど撮影の余裕無く直ぐに退散。夏沢峠まで降りて来た安堵感ったら無くてクセになりそうな感じでした(ウソ)
今回のルートは美濃戸からより距離はあるけど人が少なく情緒豊か(結局登山者に合ったのは3人)。本沢辺りから漂う硫黄臭が呼称の縁を感じ、八ヶ岳主稜線から見上げる硫黄岳はスケール感があり、赤岳鉱泉からとはまた違った魅力のあるルート。本沢からの天狗岳〜根石岳も歩いてみたいし、他にも魅力的なルートがいっぱいの東側。何より順光で八ヶ岳を眺めながら登れるのが気持ち良いです。
何度か訪れている冬の八ヶ岳だけど、西側山麓のメジャーなルートばかり。飽きるというほど経験は無いけど新年最初、新鮮な景色の中を歩いてみたいと今回は東側の稲子湯から硫黄岳へアクセスしてみることに。
と決めたのは当日朝。何処の山に行くのか?はたまた海なのか?(爆)前晩まだ行き先も決まらないのに参加表明してくれたkaikaitoさんと一緒です。ワガママに付き合っていただきありがたい限りです。
初めての地で時間が読めず、稲子湯(正確には唐沢橋駐車場)からはAM7:45のスタート(遅)
積雪豊富なれどよく踏まれていてつぼ足でも歩き易い雪道、さほど寒くも無くしらびそ小屋、本沢温泉と順調に進み、夏沢峠までは平和な雪山歩き。
がしかし稜線に出ると一変、風が強く寒い。硫黄岳への稜線は雪煙が上がり更に厳しそう。独りならヤメてた(弱)だがソロじゃないし天気は快晴、行けるとこまで行ってみようと完全武装して山頂へ。
森林限界を超え遮るものの無い稜線に出ると風は容赦なく全身を襲い、真っ直ぐ歩けず・・・というか飛ばされそうな感じで呼吸もままならない。
更に上がって行くと地吹雪。散弾銃の様に小さな氷の粒が全身に当たり騒がしくて会話も出来ない。ヒドイ、酷すぎるコンディション。
でも何だか不思議と充実感・・・ゴーグル、ピッケル、アイゼン、ハードシェル、グローブ等々、こんな状況でも道具が機能してる嬉しさ(=物欲冥利に尽きる)と体力的には余裕のある自分に感動したりして、辛いんだけど逆に闘志が湧いた(M?)
山頂部は更に強風で絶景なれど撮影の余裕無く直ぐに退散。夏沢峠まで降りて来た安堵感ったら無くてクセになりそうな感じでした(ウソ)
今回のルートは美濃戸からより距離はあるけど人が少なく情緒豊か(結局登山者に合ったのは3人)。本沢辺りから漂う硫黄臭が呼称の縁を感じ、八ヶ岳主稜線から見上げる硫黄岳はスケール感があり、赤岳鉱泉からとはまた違った魅力のあるルート。本沢からの天狗岳〜根石岳も歩いてみたいし、他にも魅力的なルートがいっぱいの東側。何より順光で八ヶ岳を眺めながら登れるのが気持ち良いです。