山口県の後は昨夏に灼熱＆大雨で訪れられなかった出雲大社へ。
今回は近くで前泊し早朝から混む前に参拝しようと完璧な布陣で臨んだのですが・・・まもなく(5/10）行われる60年に一度の大遷宮（簡単に言うと本殿の改修行事）の直前で本殿は拝めず仮本殿での参拝（タイミング悪）。ある意味とても印象に残る参拝でしたが、（神様も）その準備に忙しい感じだったので、出来る事ならココ周辺だけ神在月となる10月に訪れてみたいと思いました。

その後は昨年訪れた鳥取の浦富海岸で遊ぶつもりが天候悪く雨も降ってきたので中止。
この日は何処も天気が悪そうだったので、米子から高速に乗ってとりあえず帰る方向へ。

だけど漕ぎが中途半端に終わってるし、休みもまだ2日あるので何処かで漕いで帰りたいと検討、最終的に志摩半島と迷って若狭湾へ。
翌日、昨年のGWに訪れた敦賀半島で遊び、海の幸を堪能して2013年GW終了。気持ちも道具もサッパリとして埼玉に帰ったのでした。

（ヒト含め）バロン＆アイリが元気なうちに、"行ってみたかった"なんて後悔を一つでも減らそうと（私が）、こんな旅を続けているんだけど、逆に訪れるほど行きたい所がどんどん増えていってしまう。
未踏の地への興味は高まるし、自然相手のアクティビティを伴って訪れた地は、反省も学んだ事も多いから、今度はこんな季節にこんな事を。みたいに具現化されてゆく。

例えば今旅の前島諸島。前島への再訪願望も勿論だけど、瀬戸内海のハードルが少し下がり、島へのアクセスも便利なんだなと知ると、膨大な数の島が一挙に身近に感じ、行きたい所候補になってしまう。
山口県の沿岸では、未知の豊かなフィールドがいっぱいで、あそこも漕ぎたいここも漕ぎたい、ココでキャンプしたい、夏はどうなんだろう？と想像でしかなかった地がぐっと身近になった事で具体的な候補地になってしまう。

小さな国だけど海岸総延長は米国や中国より圧倒的に長く世界第6位だという海洋大国日本。こんな旅をするとwebや雑誌等のマスコミの（特に自然）情報ってほんの僅かなんだと感じる。むしろそんな情報の無い所を好む私には日本は広く更には四季があり、"行ってみたかった地"は一生かけても無くなりそうにありません。

今旅の総走行距離は2500km。北は北海道の富良野まで行った時と同じくらい。どこまでも続く大自然も大変魅力ですが、少し走るだけで文化が変わる西日本エリアもまた魅力。
今のスタイル（車中泊も可）での北海道や北東北も気になるし、四国や九州も行ってみたい。海に限らず出来れば山も湖も高原も・・・
年に二回こんな旅をするとして、少なくても後5年はバロン＆アイリが元気で居てほしいと益々思う旅でした。二人だけでは間が持たないから（笑）