Life with dog
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ハンガーノック初体験

若洲海浜公園
Nikon coolpixA
食べる事、呑む事が大好き。
でも悲しいかな、好飲好食は即体型に現れてしまうお年頃。
ランや山登りはカロリー消費の手段で、その後の飲食が楽しみで続いていると言ってもいいくらい。
だから味気ない行動食でカロリーを補うなんてもったいなくて、食べなくてもけっこう平気。

これまでの経験でもシャリバテとかハンガーノックとは無縁で(もちろん"腹はへる"けど)
まだまだ燃やす(無駄な)脂肪があるからだと思っていたけど・・・今回らしき症状になりました。
本来ならいけない行動ではありますが、ちょっと嬉しかった。
だってアスリートっぽくないですか?"ハンガーノックだっ"って
前回ちょっと不安になってしまったセンチュリーライド。だが5月下に安曇野という目的がある今、のんびりもしていられない。とにかく160キロとはどれほどのものなのか?体験してみることにしました。因に前日の夕方、美味しく呑むために20kラン(90分)してます。

荒川CRでは秋が瀬橋付近が基点となる我が地元。ここから南の葛西臨海公園往復は約90キロ、北の桶川運動公園往復は約60キロなので、この二つを往復し自宅まで戻れば約160キロの計算。160キロといえば我家から八ヶ岳の美濃戸まで、三浦半島・城ヶ島なら往復出来てしまう距離。具体的にイメージするとぞっとする距離です。

朝食はしっかり食べて自宅を10時に出発、今回は南風の予報だったので、まずは長い南をやっつける。向かい風だが峠と言う程の風では無く、往路なので気も楽で難なく荒川河口付近へ。
当初は葛西…で折り返しと思っていたけど、新鮮な景色の中を走りたくて若洲海浜公園まで脚を伸ばす事にした。

夢の島マリーナ
夢の島マリーナに係留されている艇々が華やかだったので少し立ち寄り。
65ftを越えていそうな豪華クルーザー。艇もスゴいけど係留代もスゴいんだろうな。



若洲GL開業当初の頃にゴルフで来た事があり20年以上ぶりの若洲。以前は海に浮かぶ孤島のような気がしたけど、今や埋立地に囲まれ立派な陸地。サイクリングロードもあり、ゴミの埋設地とは思えない綺麗で開放的な公園地区になっている。

オブジェ
海(船)関係のオブジェが点在し海ムードいっぱいの園内。というか回り全部海だから。


サイクリングロード
周回出来る爽快なサイクリングロード


ゲートブリッジ
南端は東京ゲートブリッジを間近に望む絶好のスポット。
キャンプ場がワンコ不可なので公園全体がワンコ不可のイメージだったけどOKみたい
ワンコ連れを多く見かけました。ワンコの散歩にも良いところです。



その先の、一昨年開通したばかりの東京ゲートブリッジもぜひ走ってみたかったけれど、残念ながら自転車は通行不可だったので、葛西臨海公園へと渡り浦安周辺を回り荒川CRで折り返す。
少し疲労は感じるも南風のおかげか前回の様な悲壮感もなくノンストップで秋が瀬橋へ。ここまでで115キロと予定より少し距離が伸びていたので20キロ先迄行って折り返す事にしました。

荒川河口橋
今回の最高点?湾岸道路・荒川河口橋。
ココは頂点の展望スポットですが、通常の部分の手摺はもっと低かったような?
バイクに乗ってると低い感じがして怖いです。南風が強かったらこの橋は嫌かも



ところが125キロあたりから、自分でも'何?'と思ってしまうほどガクンと失速。疲労の自覚が少なく"脚売り切れ"とはちょっと違う感じ。ブレーキでも引きずっているのかと思い、バイクを下りると脚に力が入らない、休んでも力が出ない、まさにガス欠の様。朝食以来何も食べてなくまもなく15時。ひょっとしてこれがハンガーノック(正確にはその手前)なのか?と思いコンビニを探す。(荒川CRからだとこれが意外に難)

ようやく見つけたコンビニで、クリームをたっぷりサンドしたデニッシュにチョコもコーティングしてある、普段ならカロリーが恐ろしくてとても食べられないペストリーをほおばり暫し休憩。

到達点
海から52.4km付近で荒川CRから離脱。

map.jpg

そんな状態だったので当初の行程は断念、帰路につきましたが徐々に力が戻って来る感じはありました。終わってみれば138キロ、志半ばでしたが補給食の大事さが判ったライドでした。
書くまでもありませんが、風呂でさっぱりした後の晩餐は最高でした^^

"脚売り切れ"といい"ハンガーノック"といい、自分の意識以上に運動してしまうロードバイク、ペース配分が難しい。センチュリーライドへの課題は多いです。





BH
じつは今回はじめて、各所にオイルを注入したりチェーンを洗って臨んだのですが
音も無く進んで気分も調子も抜群に良かったです。メンテ大事ですね(今さら)
軽量ホイールも色々探求したのですが、これまでのジャンルとは違い圧倒的に情報(物)が多いロードバイク。
情報の海に溺れて逆に物欲が収まってしまいました(笑)
センチュリーライドにあたり、頼らなければならない状況だったら導入しようと思います。
このままでも充分にカッコ良いと思える様になってきましたBH RC-1。


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BiCycle report : Edit
2014.03.12 Wed 17:51:: - :: -