Life with dog
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NEWホイールシェイクダウン

New!
Nikon coolpixP7700
とうとうホイール買ってしまいました。増税直後に(バカ)
センチュリーライドの最後の手段と思っていた軽量ホイール。少なくとも直前まではR501で頑張ろうと思っていた。
だが平地に比べ山道が遅過ぎると思っていた私。先日の奥武蔵グリーンラインで改めて実感したので、禁断の軽量ホイールに手を出してしまいました。
もちろん軽量化が主目的ではありますがモチベーションも上げたかった。だって峠に居るバイクってみんなカッコいいんですもん。

BH RH-1を譲り受けた時から検討していたホイール。書けばメチャクチャ長くなるので割愛するけど、悩みに悩んで決めたのはFFWD(Fast Foward)のF4R ニュートラルカラー。
ホイール選びの本質としてはもっと別の所にあると思うんだけど、(付属品含め)カッコとコストパフォーマンスで選んだ。その重量前後で約1300g、従来のR501より700g近い軽量化です。

FFWD.jpg
めちゃくちゃくカッコ良くて、最後迄悩んだのがこのF6Rのグリーン。
ただ私にはカッコ良過ぎて・・・あと10歳若いかガンガン登れるなら迷わずコッチにしてました。



どうせならスプロケも軽量化してギア比も換えてと思っていたけど、これからは11速になってゆくようなので(ホイルは11s対応)、とりあえずR501のをそっくり移植してみました。
今回は練習を兼ねてタイヤも自分で装着。さあやってみようと思った序盤、大変な事に気付きました。それは・・・仏式バルブの使い方が成ってなかった(汗)


nezi.jpg
ママチャリのバルブ(米式)とはまったく違う構造の仏式バルブ。



カヤックで言えばパドルの左右やフェザー角の+or−、キャンプで言えば自在金具の使い方等みたいに、その世界では当たり前過ぎて教えてもらえない(尋ねない)事ってありますよね?
まさにそんな感じでロードバイクの仏式バルブ・・・毎回欠かさず空気圧をチェックしていたのですが、上げていたのはポンプホース部の内圧だけだったようです(爆)
つまり3ケ月以上も空気を入れずに乗っていたのです! 思い出すと恐ろしい。

どーりで最近、乗り心地がイイナとは思っていたのですが、"慣れてきてる"と前ばかり向いて漕いでました(笑)

今回は改めて勉強→誰も教えてくれなかった、本当の空気の入れ方。

このサイトによると(空気)賞味期限は3日間というのが常識らしい。いやそれは知っていたけど・・
そして「コレ最高」と書かれているポンプ口金の"ヒラメ ポンプヘッド横カム"
kaikaito氏の勧めで私も使ってます^^; 宝の持ち腐れだ


* * *


適正空気圧+700g軽量化されたホイール。
天気が不安定だと言う日曜日でしたが、どれほど変わるのか試してみたくて仕方ありません。
早朝はどんより曇り空だったので、車で物見山まで行って越生の山で遊ぼうと準備をしていると、天気はぐんぐん回復して青空に。ならばと荒川CRでも試してみたかったので自走して越生まで行ってみる事にしました。

どれほど劇的に変わるのか?と楽しみにしていたのですが・・・なんかあまり変わらない?むしろ漕いでも前に進まない様な?転がりも悪い感じ。前日の疲れ?
これは軽量ホイールゆえの感覚かな?ヒルクライムは良いんだろうけど平地はR500の方がいいかもなーと思いながら荒川CRを北上します。
カーボンチューブラーは乗り心地が良いという評判も、ゆるゆるの空気圧で乗っていた私にはゴツゴツとしてエラく悪い感じ。なんかガッカリなファーストインプレッションです。


菜の花畑
上江橋(16号)に来ると見事な菜の花ロードになっていたので暫し愛車の撮影・・・していると後輪の片側リムだけがなんか黄色い。菜の花の花粉でも付いてるのかな?と思ったらなんと!後輪のブレーキを引きずって走ってました(恥)※FFWDに付属してるブレーキパットは黄色い
(そんな事も気づかないなんて今迄がよっぽどだったのか、現状がスゴいのか)


タイヤ
タイヤも見た目で選んでVittoria CORSA EVO CXにしてみました。
チューブラーのスペアタイヤ&テープは嵩張るので今回はワンショルダーに入れて持参。
どうやったら(絵的にも)スマートに持ち歩けるか検討中。フレームの中に収納出来ればいいのに




さてさて前置きがもの凄ーく長くなりましたが、調整後はまさに劇的な変化!向かい風ですが追い風の様に進む。一言、気持ちいいです。笑顔になります。
桶川から一般道を走り物見山へ。物見山への坂道なんか平地の様に走れてしまうのではー?と思いましたがやっぱり坂で、キツいにはキツいけどスピードが違う感じです。

これはヒルクライムが楽しみだなと思っていたら、物見山山頂部でお会いした方に○○(自宅)から来たなら雨が降るから早く帰った方がいいよ。と言われ北西の空を見ると真っ暗。
なので越生は断念して物見山を周回してみる。空気圧のおかげかチューブラー効果なのか下りコーナーの安定感が増している。途中工事をしていてタイムは計れなかったけど、前方を行く全身レーシングジャージで固めた"速そうな人"をなんと!抜いてしまった。坂道でロードを抜くと言うのは初めての経験で感激でした。

でも抜き返された嫌なので早々に勝ち逃げ(笑)坂戸に出て帰路につきます。
がしかし急速に迫って来る暗雲。必至に逃げるもとうとう上尾あたりで捕まり暴風雨(泣)直ぐに小降りになったものの雨の中、帰宅。すると直ぐに晴天・・・どこかで雨宿りすれば良かったです。

物見山
以前は辿り着くだけで精一杯だった物見山ですが
ここから遊ぼうと言う余裕が少し出て来ました。



聖天宮
道に迷って巡り会った聖天宮。※撮影許可を頂いてます。
何かを模装したチープな建物なのかと思いきや手が込んでいて一見の価値あります。
広大な敷地の絢爛な建物で中国か台湾にでも来てしまった様な異空間でした。



map.jpg


というわけで紆余曲折あったシェイクダウン。見た目が抜群に良くなっているので、私的にはもうそれだけで充分ですが軽量ホイールの効果は・・・
踏んだ分進むとかヨレが無いとか難しい事は判りません。Garmin数値も何か劇的に変わった様には思えません。ですが間違い無く言えるのは漕ぐのが楽しくなりました。そして35km/h位からのハイギヤで踏んだ時の、音というか振動というか、グワっグワっって感じ(判り難い?)が痺れる。
じつは痛いライドを望んでいるのに、軽量ホイールで楽してどおするの?と矛盾を思って買い控えてましたが、楽とは違う(楽なのも間違い無いですが)思ってみなかった走る楽しみが増えた感じ。

これはまさしくカヤックで言う所のパドル。双方ともエントリーモデルでは思いもしなかった次元の楽しさがあります。ですがやはりちょっと早かったかな?この楽しみはもう少し先に取っておけば良かったかなとも思います。
パドルがそうであった様に、軽くて堅ければイイってわけでもないんだろうな。とかホイールもいろいろ増えそうな悪寒がします(汗)


と(撮)っても楽しいFFWD
FFWD 菜の花 桶川 BH 桜 桜と


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BiCycle report : Edit
2014.04.10 Thu 17:58:: - :: -