ゲリラ豪雨の合間に・・・

諸々受け取りたい品もあったので、比較的天気が良さそうな土曜日にyu-jiKさんと亀山湖へ。現地ではOさんYさんともお遭い出来ました。
がしかし残念ながら雨模様の亀山湖。艇を出す気にならず、歓談しながら東屋での組立レクチャーに立ち会い解散。
今年のウィスパーはまた少し変わっていて勉強になりました。新艇っていいですネ。
せめて食を楽しみましょうとyu-jiKさんと今月号の散歩の達人に載っていた大貫駅近くの"いそね"さんへ。
私はフワトロに煮た穴子を煮詰めと塩レモンの二つの味が楽しめるはかり目二色丼。
寿司屋らしい巧みの技とちょっとした工夫が堪らず、食べている間にまた来ようと思ってしまうほど。穴子は梅雨の今が旬らしくアクアラインを渡って来た甲斐がありました。
地の寿司屋さんと言う感じで、置いてるお酒も魅力的で夜にゆっくり訪れたい感じのお店でした。

がしかし漕ぎのストレスは解消されず、翌日曜日の天気が良ければSUPに。と思って早朝起きるも凄まじい雨。千葉の方はまだ良さそうでしたが外出する気になれず断念。
その後地元埼玉は昼前から晴れて久しぶりに見るカラッとした青空。やっぱ行けば良かった思いを払拭すべくカサラノのレストア。昨日受け取ったエアスポンソン交換等をしてみました。

まずはハッチ接合部をアクアシールで目止めして信越シリコーンのPOLON-Tでハッチカバー&トンネル部を撥水処理。レストア目標はカフナ&ウィスパーの様に内部を完全ドライに保つ事です。

全艇通じて初めて裏返したFC艇の船体布。大変なのかな?と思いきや細長いカサラノでも思いの外簡単、内側を水拭きしたらメチャ綺麗になってスッキリ。カフナ&ウィスパーも一度裏返して掃除しようと思ったのでした。
でスポンソン交換。カサラノを何度か組立ていて、硬化しちゃっていて張りが無い様な気がしての交換でしたが・・・
少しよじれていたのと、スポンソンを通してあるサックのファブリックが加水分解を起こし固着していただけで、スポンソン自体は全く問題なくちょっと早まりました。
でも新型のスポンソンは張りがあってしなやかでこれはこれで良かったかな。何よりファルト艇の要なだけにお金に換えられない安心感が得られます。
掃除&交換したら組んだ時のシルエットが綺麗になった気がしました。

旧は塩ビ素材を接着したもの。新は伸びないリップストップ生地を電磁波溶着したもの。

"K1"と書いてある新型スポンソン。K1とカサラノは共用?
色々な所に施してあるPUコーティング。
スポンソンサック部に必要なんだろうか?と思ってしまうほど内側の加水分解はやっかいで、ボロボロになったカスが何度掃除しても出て来て取りきれない(嫌)いっその事切ってしまって新しい布を縫いたい感じです。
そして懸案のペダル。ピボット式を上から吊るしてみようかと思いましたが・・・レール間の幅が狭く物理的に不可能だった。
だがペダルが小さかった事が判明。バウに荷物を入れ易くしたのか前オーナーさんが削った様なので、カフナで使っていたペダルに換えてみます。
いずれもチャインフレームにペダルレールを付けてもらうのがベストの様に思いますが、行くはラダーレスを目指しているのでもうちょっと様子見です。

他にはWコーテッドシーソックを新たに導入。そして前オーナーさんからカサラノデッキバックとスプレースカートを頂きました。ティールカラーのカサラノバック、やはり現行では手に入らないので嬉しいプレゼントでした!
とそこまでやれば乗ってみたくなると思っていたので道満で作業していて彩湖で漕ぎ練。凪いでいると理屈抜きに気持ちいいカサラノ。そして速いです。

ですがのんびり作業しすぎました。一周もしないうちに西から暗雲が立ち籠めて来たので急いで退散&速攻撤収。間一髪で逃れましたが凄まじい豪雨に雷でゾッとしました。
早く雨の心配無い温かい海でカサラノをぐるぐる漕ぎたいです。