Life with dog
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10シーズン目の山歩き。

石尾根縦走路
Olympus TG-3
奥多摩駅から雲取山へ、石尾根を歩いてきました。
10年も経つと道具も心構えも劣化してきますね。
自然の中での外遊びは、弛み&慣れ過ぎは禁物と思った山歩きでした。
じつはまだ本州は梅雨が明けて無いじゃないか?9月は晴っぱなしなのでは?と思い、願ってるこの頃です。また海も山も今イチで八方塞がりな週末。
土曜日はワンズと遊んで日曜日は日帰りで山に行ってきました。

日帰りなら黒戸尾根で甲斐駒ケ岳を登ってみたいとずっと思っているのですが、どうせならグッドコンデションの時になんて思っているとなかなか行けません。
今回も出発直前まで迷って近場の雲取山へ。
以前心構え無しに歩いてしまって二度と歩くもんかと思った石尾根ピストンを再び歩いてみます。今思うと楽しかった気がするのです。←痛み忘れてる

ガラガラ
埼玉自宅を3時に出発。ガラガラのミッドナイトツーリングもまた気持ちよく道中も楽しい。
けど青梅を越えてからのワインディングロードは寒くて寒くて、参りました。


奥多摩駅
途中で朝食をしっかり食べて奥多摩駅には5時前に到着。
電車だと始発で乗っても7時過ぎの到着になってしまうのです。


登山口
も一つバイクで来た訳は登山口まで来れちゃう事。駅からだと林道を30分強歩きます。
前回はここまで散々迷って時間をロスしてしまったのでかなりの時間短縮です。
帰りも楽だしバイク最高と思ったのですが・・・帰りは奥多摩駅からココまでバイクを取りにくるハメになるとは・・・トホホ


林道
明るくなってきた5時過ぎにスタート。尾根に出るまでは展望の無い林道ですが、人居なく涼しくてなんか良い感じです。


六ツ石山
六ツ石山は唯一石尾根から少し外れた所にあり、しかも分岐から急登なのでかったるいのですが、前回ガスガスで何も見えなかったので来てみたけどまたもや曇天。六ツ石山の印象はあまり良くありません。


石尾根
次第に陽が出て来るとカラッと爽やかな尾根道歩きになってきます。
この石尾根は六ツ石山〜鷹ノ巣山〜七ツ石山間が、適度なアップダウンがあって気持ち良いです。


鷹ノ巣
中でも鷹ノ巣山の展望は抜群。富士山は見えませんでしたが広く開放的で好きなタイプの山頂です。


花畑
石尾根稜線沿道には黄色い花が点在していて夏っぽいです。
帰ってネットで調べたらマルバダケブキという毒草らしく野生動物も食べないので群生するらしい。けど花蜜には毒は無いようで付近は昆虫がスゴイ、黄色の幕はやっぱダメだと思った。


マクロ
TG-3の顕微鏡モードで撮ってみる。
一見地味な蛾?蝶?もよく見るとキレイ。この後マクロ撮影にハマりました。


展望
相変わらず海も富士山も見えませんが思いのほか天気良くなり足取り軽いです。


七ツ石
七ツ石山到着。ここまでほとんど人に遭いませんでしたが、前泊したようなハイカーさんが雲取方面から大勢訪れます。


19℃
テントいっぱいかな?と思った奥多摩小屋は一張りもありませんでした。
撤収してる人と話したら昨日は午後からスゴい雨だったらしい。
10時過ぎで気温は19℃程。テントで良く眠れそうな気温です。


雲取到着
急速に曇って来てしまい展望も悪くなってきたのでサクサクと雲取山へ。


トンボ帰り
11時少し前雲取山到着。山標にタッチしてターン。
今回は小さなザックにジャケットと着替えのTシャツに水2L、菓子パン2つにカメラもTG-3だけ、三脚はZIP SHOT(←これスゴくいいのに何でケンコーは取り扱い終了してしまったのだろう)と軽量装備なので身軽で楽です。前回よりだいぶ早く帰れるかな?と思っていたら・・・


ソール剥がれ
七ツ山を過ぎて高丸山に差し掛かる頃、トレランの真似事をして走っていたらなんと左靴のソールが剥がれました>_<
2005年に購入したLOWA TAHOE GTXですが、当初は通年履いていたので2009年にソール交換。その後は冬靴も加わった事もありあまり履いてなくて、前回は約1年前の八ヶ岳、使ってないと劣化が早いとは聞いてましたがマサカな感じ。剥がれだしたら早送り画像の様に急速に崩壊してゆく・・・


補修
でもってこんな時に限ってヒモは無いし、奥多摩だし知ってる道だからと地図もGPSも持って来てなくて途方に暮れました。
ハットのあごヒモなどで応急処置をしたけど、これが切れたらもう代用出来るもの無く、右靴も剥がれたらもうアウト。少しでも短く早く下りたいけど電話も圏外で今の場所もよく判らず、遠回りの様な気もしたけど七ツ石小屋まで戻って鴨沢へ恐る恐る下山。バスで奥多摩駅へ戻ってボロボロの靴で登山口まで登り返しました(泣)でも奥多摩でまだ良かった。。。

こわーいお話!靴底の経年劣化

近いと行っても山は山。そして山では靴が無いと歩けなくなる事を実感。万一の備えも怠ってはいけないと身をもって感じた。
最近海でもちょっとだからと予備パドルを持たないで海へ出たりと、何も無い事に麻痺していたので良い経験になりました。山で靴が無くなったら、海でパドルが無くなったら・・・楽しい外遊びですが常に災いと背中合わせに居る事を肝に銘じておきます。



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Trekking report : Edit
2014.08.27 Wed 20:09:: - :: -