Life with dog
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久しぶり山・権現岳

三ツ頭
Nikon D5500 AF-S16-85mmF3.5-5.6G
久しぶりに山歩き。
ホテルカリフォルニアで前泊を楽しんで、南八ヶ岳を(必要以上に)歩いて来ました。

2015.6.28 ■天女山駐車場〜三ツ頭〜権現岳〜三ツ頭〜観音平(近く)〜天女山駐車場■
天気:快晴(強風) 気温:15℃(天女山駐車場)〜18℃(権現山頂)


雨予報で諦めていた週末遊び。ですが西から天気は急速に回復して日曜日は晴天になるという。
とはいえ低気圧がかき混ぜて行った海は気分じゃなく・・・ならば山へ。

昨年8月に雲取山で登山靴が崩壊して以来10ケ月ぶりの山歩き。
人並みに山を歩ける様にと始めたランも8年を経過し、人並みに走れる様になってきた。だが海抜0m付近で遊んでる身には重力と高所は縁が無く山で通用するのかちと心配。なのでトレーニングを兼ねそこそこ長く高い山へ、八ヶ岳の権現岳へ大泉口ルートで歩く事にした。
予報では土曜日夜から日曜の昼過ぎまで晴マークオンリーの野辺山地方。月齢今イチだけど星空も楽しめるかな?と土曜日の夕方に出発しました。

夕焼け
こんな時間なので中央道下り線はガラガラ。大月付近では燃えるような夕焼けが綺麗でした。
甲府付近は晴天でしたが、向う八ヶ岳山頂付近に留まる暗雲が嫌な予感・・・


宴会
八ヶ岳山麓へ標高を上げるとやっぱりな感じで雲の中。
星空は諦め、車内で一人宴会。風強く寒く日本酒をチンして熱燗で。電子レンジ便利だ
ならば明日は暗いうちから歩き出し、展望の良い所で日の出を迎えようと10時就寝。


天女山駐車場
2時に起きたけどまだドンヨリ。モチベーション上がらず二度寝。


快晴
再び目覚めた4:30。まさかの快晴!まじか
昨晩到着時は誰も居なかったけど5台くらい車が増えてました。なんとT-2も


ソール
Newソール初卸し。履き慣れてるけどソールは新品って気分良いです。
ちゃちゃっと朝ご飯を食べつつ支度をして5時過ぎに出発。
今回は重さリハビリのため2L×2の水をプラスして歩いてみます。


天の河原
駐車場から10分ほどにある天の河原。ここから星野風景を撮りたかった。
富士山方向から陽が出て来る物とばかり思っていましたが、実際はずっと左の金峰山の方からでした。


前三ツ頭
長い急登が続き、ようやく前三ツ頭が見えて来ました。
天気良いですが、風が強いようで樹林帯を歩いていると風の塊が来る音がもの凄いです。


振り返ると
振り返るとこの展望。
行くは順光の青空、後ろからは富士山がずっと後押ししてくれるので気分良く歩けます。


前三ツ頭到着
樹林帯を抜け前三ツ頭に出ると南アルプスの山々も加わり更にテンション上がります。
がしかし凄い風。立っていられないほどの突風もあり。
陽射し強いですが寒いです。グローブ持ってこなくて失敗でした。


セルフ
絶好のセルフ撮りポイントですが三脚が立ちません。
大きな岩があったのでミニ三脚付けて撮ってみます。


倒れてる
振り返ったらカメラ倒れててガックリ。
良い天気ではありますが、今回はセルフ撮りが思う様に撮れず無念でした。(その割に多い?)


三ツ頭
三ツ頭山に着くと、権現岳ー阿弥陀岳ー赤岳がドーン。
積雪期も良かったけど、ここからの八ヶ岳核心部、迫力あります。順光なのが良いです。
積雪期の三ツ頭の様子はコチラ


権現岳
いよいよあのトンガリ(権現岳)へ。ここから先は未踏の地なので楽しみです。
久しぶりにcoolpixAも使ってますがよく撮れ改めて良いカメラ。ディスコンになってしまってシリーズも消滅しそうで残念です。


赤岳
一旦降りて登り返しを2回します。鞍部から見る赤岳。
せっかく登ったのに、と思える降りて登り返しですが・・・


振り返る
振り返ると今まで歩いて来たルートが見えて好きだったりします。


山頂
遠くから見ると険しそうな山頂部でしたが案外すんなり到着。
まだ8時前なのですがメチャクチャ混んでる山頂部。小屋から来た団体さんの様です。


祠
どのみち(高所恐怖症なので)先端には立てないし、ここをもって私の山頂部とします。
権現岳(2715m)だから2705mくらいかな? 思いのほか(頭痛とか酸素が薄いとか)高標高の影響は感じませんでした。


青年小屋
編笠岳&青年小屋が見下ろせます。


北岳
北岳デカいです。


稜線
ここに来てだいぶ風が弱まってきたので、権現小屋からギボシに行ったり稜線部をウロウロ。


赤岳
赤岳近いです。
まだ9時前だし、赤岳へ行って美し森に下りるのも良いな・・・


キレット
と思ったのですが、いきなり高度感のある梯子で上から除いたら下半身の力が抜けた。
なるほど、でわキレット〜赤岳は勘弁してるやるか!(笑)って感じで戻ります。
ここから見る八ヶ岳核心部、かつて富士山より高い山だったという推測に納得。写真ではとても納められない迫力があります。


頂点
振り返ると権現岳の頂点に立つ人。これ見てまた下半身がすーっ


下山
時刻はまもなく9時。今から下りれば昼前には下山出来そう。
温泉入って昼ご飯。ってナイスアイデアが浮かんで急いで下山。


木戸口?
三ツ頭を過ぎ、木戸口公園?こんなのあったかな?と思いつつ、三ツ頭へ1時間30分の距離まで降りて来てしまっていたのであった事にして更に先へ。


ヘリポート跡
間違ってる!と確信したのはココ。こんな展望の良い地を忘れてる訳ないと地図を見ると、どうやら観音平の方に降りてしまったらしい。そしてここはヘリポート跡。分岐点に戻るには2時間の登り。
検討の結果、距離はあるけどこのまま降りて八ヶ岳横断歩道で天女山へ戻る事にした。
(結論から言うと、戻った方が早く楽でしたが心理的に登る判断が出来なかった)


横断歩道
横断歩道との交差点に到達。天女山までのコースタイムは4時間弱・約9kmですが歩道ってくらいだからほぼ平坦で、ゆっくり走って1時間、2時間あれば着くだろうと思っていたのですが・・・


ツバクラ岩
思ったより起伏がある上に大した展望も見所も無く退屈な歩道で長い!そして暑い!
地図もGPSも持っていたし、時間早く食も水もたんまり持っていたので危機感はありませんが、温泉&ランチは諦めざるを得なくまったく時間の無駄。ゴルフで例えるとティーショットを林に入れて後ろに出せばボギーの所を、前に攻めてダブルパーを叩いてしまった感じ。まったく愚かな判断ですが、競技中じゃなければ前に打つタイプでした。まさに登山は人生の縮図。


map1.jpg
↑間違えた所、T字路を右折した様に見えますがこちらが直進だったような?注意です。
結局、距離25km累積標高2000mを越え3時間以上余計に掛かり、14時過ぎに天女山駐車場到着。これならそれこそ赤岳回るか、少なくとも編笠岳経由なら納得なのですが・・・
この上、中央道が渋滞したら目も当てられないと速攻で帰宅しました。

というわけで最後は散々でしたが、それが無ければ最高に楽しく有意義な山遊びだった。
前泊するとそれ自体も楽しいし、早朝スタートも寝起きの習慣がさほど乱れずたっぷり寝れて行動中もアフターも身体が楽。土曜日なら遊んだ後に泊まるのも楽しそう。

定年退職したらキャンカー買って日本一周。よく聞くし私も思っていたけど、キャンカーにもいろいろあって、モデルによってはむしろ忙しく時間が無いけど遊びたいって人、遊べる体力があるうちこそ良いんじゃないかと思うこの頃。もっと早く買えば良かったです。
仕事をリタイヤしたらEarth Cruiser買って世界一周。これが今の私の夢です。




 FSP2.gif夕焼け 前三ツ頭 ダケカンバ 三ツ頭 権現岳 振り返る 権現 権現小屋 八ヶ岳核心部 山イイネ




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Trekking report, T5 California trip : Edit
2015.06.30 Tue 22:20:: - :: -