Life with dog
<< 楽園へ :: main :: アイランドホッピング加計呂麻vol.2 >>

アイランドホッピング加計呂麻vol.1

デリキョンマ
17.July.2015. 加計呂麻島・デリキョンマ岬
加計呂麻島一周ツアーより艇身ともに無事帰って来ました。

出発前の晴マークオンリーの予報は大はずれで、結論から言うと悪天につき加計呂麻島一周は残念ながら叶わず。
ですが、無人島からの決死の脱出劇があったり、強風&ウネリ、大スコールの中での漕ぎなどなど、
普通ならまず漕がない様な状況が体験出来てちょっと経験値が上がった様な。
もちろん晴天時もあり、南国らしい絶景の漕ぎ&キャンプ、水中風景、満天の星空と刺激的で充実した6日間。
いろいろあったので何回かに分けて記録したいと思います。

map.gif

今回の奄美大島地方は概ね干潮差が2m近くある大潮で朝夜満潮で昼過ぎに干潮を迎えるという状況。
時に4ノットを越えるという潮流が激しいエリアなので、この干潮差を利用して(逆らわず)行動するのがポイントでした。

5泊6日のツアー日程ですが、移動があるので3泊4日で加計呂麻島を一周。当初は奄美大島のヤドリ浜から出艇し時計方向に回りながら周遊する予定でしたが、台風11号が通過したばかりの奄美大島地方。太平洋側は大荒れが予想されるため、古仁屋から北上して反時計周りに変更。南東部に差し掛かる3日後には太平洋のウネリも収まっているだろうとの読みだったのですが・・・


Day1.gif

羽田
台風11号の影響でフライトが心配されましたが、予報より早く奄美大島近辺を抜けていたので定刻の12:35に出発。四国や九州南部は欠航または条件付きフライトでした。
セタス仲間3人で羽田を出発します。


大島
台風近くを飛行してる割には揺れ少なく平穏だなと思いきや、大島空港への着陸は風に煽られビビった。生涯一の怖い着陸だったかも。


笠利
まずはレンタカーを借りて笠利湾を見学。
快晴ですが北風が強いです。


ケイハン
大勝の郵便局で送っておいたカヤック他を受取り、お約束のひさ倉で鶏飯
少し遅い到着のバニラエア組と合流してビッグIIで食料他の調達をして古仁屋へ。


前夜祭
台風に備えて予約しておいた古仁屋のゲストハウスにチェックインし、シャワーでさっぱりした後は古仁屋の居酒屋で前夜祭。
2011年の時にお世話になった海のさんぽ社の大雅さんと、今回の旅に同行してくれる伊東さん(アウトドア&絵他の超巨匠)も合流。
明日はゆっくり出発なので、暫く飲めない冷たい生ビールと氷の入った黒糖焼酎を飲みつつ瀬戸内の夜をのんびり楽しみました。


Day2.gif

古仁屋港
いよいよ出発の朝、快晴ですがこの後雨の予報なのです。
古仁屋港で旅の準備を始めます。日陰が無くてアチーです。


ウィスパー
今回の旅の相棒はフェザークラフトウィスパー。
セタスさんのツアーでは何処で旅をヤメても良い(運べる)様にパッキングするのが基本です。
ウィスパーの場合、1・6番リブの先は室内からはほぼデッドスペースになってしまうので、組立時にバウ&スターンにバックを収納。その他の荷物はこんな感じ。3泊4日なので食料は11食分+α。水は途中で補給出来る予定なのでとりあえず10L。
予備パドル&シュノーケリング道具はデッキに置きますが他は全て艇内に。ウィスパーでも充分旅出来ますが、カメラ関連が嵩張るので南国ではシュラフ&マットは省略して水を多めに積みます。3泊だともう少しラゲッジスペースが欲しいかな。


パッキング
出艇は港内のスロープを使わせてもらいます。奄美は日本一カヤッカーに理解がある感じがします。
全部積むと持てなくなってしまうのでスロープで最終パッキング。


既に綺麗
潮の速い大島海峡を効率良く移動するため干潮→満潮を待って12時過ぎに出発予定。
ヘロン2、ウィスパー3、ウィスパーXP1、カフナ1、エアロナット1の全8艇で旅します。
港内でさえ既に透明度高く珊瑚にカラフルな魚がいっぱい。


出艇
いよいよ出艇。奄美経験豊かなウィスパー乗りのKさんは、なんとヘロンを導入して臨みます。
後に徐々に分かりましたが、その積載能力に驚愕です。重さもスゴい


カーボン
セタス笠原氏も今回はカヤック。
ウィスパーを漕ぐ姿を見るのはいつ以来だろう?本人もここ数年記憶に無いそうです。
カーボンが集うとほぼ自衛隊。


暑い
大島海峡は超穏やか、弱い追い風で漕いでいると無風の様でメチャクチャ暑いです!


クールダウン
というわけで1時間程漕いでクールダウン。


水中
早くも珊瑚&お魚いっぱいで楽しいシュノーケリング。クマノミだけでも5種見ました。
まだまだ潜っていたいけど水中風景はまだまだこれから。って事なのでサクッと潜って再び出発。


更に先へ
伊東さんの黄色地を裏返して特別に造ってもらったという白いヘロン。
元来白+黒好きなので羨望です。メチャカッコいい。
しかし黄色地も無くなってしまったので今では叶わず。


メンバー
久しぶりなのにやっぱり速い笠原さん+今回のメンバーはセタスさんの中でも俊足揃いなのでペース速く写真を撮っている時間がありません。


赤岩
程なく赤い巨岩が壮観なデリキョンマ岬に到着。ここを越えると外海が始まります。


潜り
ここでも海の中を楽しむ


珊瑚の海
更に進むとテーブル珊瑚が群生する海域。
ですが曇ってきてしまい写真的には今イチ。穏やかだけに残念過ぎる!


野営地
一昨年キャンプした江仁屋離島は上陸禁止になってしまったとかで、本日の野営地を物色中。


上陸
グッドロケーションの海岸でテント張りたかったのですが、黒い雲が近づいて来ているので東屋のある実久海岸で泊まる事にします。


水中
水の中も凄かったけど日射しが無くて残念。


サネク
実久海岸到着。


スコール
着いた途端に大スコール。
東屋があって良かった。ここはトイレも温水シャワーも売店もあって加計呂麻島一?高規格な海岸で快適なのです。


晴天
雨は直ぐに止み青空が。南国らしい天気です。


設営
雨が止んでる間に寝床を確保。


巨匠
巨匠二人は売店の施設を利用して宿借(ヤドカリ)スタイル。
なんとなく集って食べて呑んで。この後また雨が降ってきたので早めの散会。


天の川
夜中起きてみたら満天の星空。薄ら雲がかかってますが天の川キレイ。夜の草むらはハブが恐い。
この後も降ったり止んだりの夜でした。明日はビカっと晴れて欲しいなー



1日目のルート(クリックで拡大)
map1.gif


▲page top▲
SUP & kayak > 南国の海 Camp, Feathercraft > Wisper, SUP & kayak, report : Edit
2015.07.23 Thu 23:08:: - :: -