T5カリフォルニア1年経過
まずはVWディーゼルの排ガス規制逃れの不正ソフト問題。
VW車が大好きでも環境に優しいからと選んだ車でも無いので、裏切られた!という気持ちはありませんが、普通やらないでしょ?という稚拙な行為にびっくり。ドイツ人もこういう事やるんだなと思った。
長く乗ろうと思ってる車なのでもちろんVW社がおかしくなっては困るんだけど、何より初めに思った事はVW社だけに留まらず、ディーゼルエンジンの衰退が心配。
かつて石原都政が放ったディーゼルの悪いイメージが、ようやく払拭されつつあったのに、”ディーゼルエンジン=やっぱり悪”というイメージを決定づけてしまった様に思える今問題。
マツダディーゼル車もクリア出来なくて対米輸出が無いと言われる米国の規制基準。(ちなみにT5も米国には輸出されていません。なのに何故カリフォルニア?)
自国の自動車産業を守るためとか言われ、私も疑問に思う所がありますが、いかに米国の規制基準が理不尽で厳しくあろうとも、こんな姑息でリスクのある作為を何故犯さなければならなかったのか?
ディーゼルエンジン開発国であるドイツ。その国営企業と言っても良いVW社が出来ないという事は、永続的にクリーンなディーゼルエンジンは技術的に不可能と言ってしまった様なもので、バカな事やったなという感じ。
当のVW社もEV車へシフトなどと言う話しもあるしディーゼルエンジンの行方が心配です。
幸い我T5はその対象外との連絡を受けてますが、VW車しかも当のTDI(ディーゼル)に乗っている身には肩身の狭いこの頃。私自身も色んな記事を読むに連れ、ディーゼルエンジンが(手放しでは)良く思えなくなって来て、燃費良いしトルクあるし良いですよー。と胸をはって言えなくなってしまった事が残念です。

というわけでエンジンはさておき、10/22で我家に来て1年を経過したT5カリフォルニア。
ほぼ休日のみの稼働ですが、ついつい遠くへ行きたくなってしまう性能と装備で総走行距離は早24000Km。概ね快調ですが、気になる事、改善した事などもありました。
ノーマルのホイールサイズは17inch 7J PCD120 5穴 ボア65.1 オフセット+45。
これに見合うホイールが国内に無く、季節が迫っていたのでノーマルホイールに冬タイヤを装着。
更には車重が重いT5カリフォルニアはエクストラロード(XL)規格のタイヤが必要で、ノーマルの235/55/17XL103というサイズの冬タイヤは、現行ではコンチネンタルかピレリしか無く、ミシュランX-iceの旧モデルの”2”を探してもらって装着(現行の3は同サイズXL無し)。

今は雪道での効きもオンロード性能も充分ですが次回交換が心配です。
夏タイヤのホイールは仕方無く英国からの個人輸入。せっかくなので1インチアップして18インチ8.5Jホイールに255/45XL103Yを装着。
冬タイヤ程ではありませんが銘柄少なくTOYO PROXES T1sportをチョイス。カッコも運動性能も向上してますが、居住性は悪くなった。はっきり言ってオーバーサイズな感じです。

総じて車が重いのがネック。タイヤは無いしサスペンションも固過ぎる感じがします。
欧州車のブレーキダストはある程度覚悟していたけれどT5のは酷過ぎる。それはタイヤやボディにも及ぶ程で、まだ1年だけど7年乗ったランクルより確実にホイル清掃回数多いです。
かといえT5後期用の低ダストパッドの市販品無く、精神衛生上悪い状態で居た所、maniacsさんでT5用の低ダストパッドをワンオフでオーダーした事があるという。聞けばそれほど高く無く、型があるので少し安くなるかも?というので早速オーダー。

リアでさえ、土日遠征しただけもう真っ黒(赤茶色)。

装着してもらって1ケ月程経ちますが、低ダストというよりほぼノンダストで感激。ブレーキフィーリングも私的にはこちらの方が良く純正コレにしろ!と言いたい。これならホイール選びも違ってました。価格も純正並み?でこれはかなりオススメ。
アルカンターラ素材のシートが汚れ易くワン連れの我家向きでは無いので、全席にBRANDRUP社のシートカバーを装着。
ポケット等の機能性やフィット感はさすがに同車の製品を多数手がけるBRANDRUP製という感じ。
ラグジュアリー感は無くなってしまったけれど、裏地がゴム引きなので染みず、更には洗えるので汚れを気にせずガンガン使え我家向き。シートカバーっていいです(←人生初)。

洗い過ぎてタグがけばけば

純正のファブリックルックで違和感無し。
アクセサリポジションの無い車なのでエンジンをかけないとNAVIが使えず不便だった。停止時でも使える様にとスイッチを着けてもらったら、サブバッテリーからの供給にしてくれて、バッテリーを気にする事無くTVやオーディオが使えて◎。

百均で売ってたマグネットスイッチ式の照明。
クロゼットや収納棚に使ってます。コスパ最高。


リアハッチに収納してある純正の椅子は、内蔵のテーブルに合わせてそれはそれで良いんだけど、地味でちょっと(高さが)高いなと思うシーンがある。それと背中と座面が繋がって無いのでワンズを乗せられない。
塩梅の良い椅子無いかな?と思っていたら、アウトドアショップでふと目についonwayのエッチングチェア、(店員さんに断って)試したらプチシンデレラフィットで思わず購入。収納は少し緩いですがガタガタすること無く、安いし軽いし座り心地良し。ワンズともども気に入ってます。
この椅子の高さに合わせたビルトインテーブルが欲しい。


シンクは無くても良いと思ったけどあればやっぱり便利。水タンク容量30Lも我家的には多いくらいで、当初思っていた外部シャワー化ですが、30Lでは不足だし今のシステムの方が良さそうなのでヤメました。
ガスレンジも一つで充分ですが便利です。イソブタンCB缶(2連)はまだ一度も替えてません。
冷蔵庫はMax含め7段階中の4で使用して夏でもキンキンに冷えます。マンション住まいなので外部電源からの充電もしないし平日はエンジンもかけませんが、週末に向け金曜日の夕方からONして冬にFFヒーターと併用しても日曜帰宅時まで、バッテリーの心配をした事がありません。夏の九州10日間もフル稼働。一番のお気に入りの装備です。
FFヒーターは7段階中の2で使用すると車内温度17℃程に保ちます。外気温度零下付近で一晩中着けていても燃料は1Lも使わないらしくバッテリー共々省燃費。
以前エントリーしたDCコンバーター&電子レンジも、もう無い生活は考えられません。製造してないレンジなので上物の予備を狙ってます。
●リアのACコントロールパネル付近からガタ音が出てくる様になってしまった。
●パワースライドドアの不具合(セーフティー機構が敏感過ぎる)
●パワースライドドアの閉まり方が雑&不快(音が大きい)
●ヘッドライトが暗い
●パイオニアのナビが嫌
と気になる箇所もありますが、購入前に心配していた大きなトラブル無く1年を通して概ね快調。
こんな車に乗り道の駅なんかで寝泊まりするとキャンカー乗りの方とお話しする機会も多い。デッカいキャンカーや工夫を凝らしたキャンカー、大きいの小さいの色々で、そりゃ大きいのは快適だろうなとは思うし装備もあればあるほど便利だろうとは思うけど、T5の大きさで良かったなんて事も沢山あり、過剰過ぎるわけでなく、かといって不便を感じる事も無く我家にはジャストなスタイルに思えた。
定期メンテナンスも、消耗品はほぼ日本国内で賄える事が判ったし、購入店&VWディーラーに加え、まさしくマニアックなManiacsさんを知りほぼ万全。長くつきあえそうなメドが立ってきました。
ところで良くぞここまでと思ったこの車。
これがヒットしたらVWジャパンもCaliforinia導入を考えてくれるかな?まあそれほど売れないだろうけど私は良いと思います。高いと思ったT5Califoriniaの価格設定にも納得。イイ買い物したなと思う日々です。
VW車が大好きでも環境に優しいからと選んだ車でも無いので、裏切られた!という気持ちはありませんが、普通やらないでしょ?という稚拙な行為にびっくり。ドイツ人もこういう事やるんだなと思った。
長く乗ろうと思ってる車なのでもちろんVW社がおかしくなっては困るんだけど、何より初めに思った事はVW社だけに留まらず、ディーゼルエンジンの衰退が心配。
かつて石原都政が放ったディーゼルの悪いイメージが、ようやく払拭されつつあったのに、”ディーゼルエンジン=やっぱり悪”というイメージを決定づけてしまった様に思える今問題。
マツダディーゼル車もクリア出来なくて対米輸出が無いと言われる米国の規制基準。(ちなみにT5も米国には輸出されていません。なのに何故カリフォルニア?)
自国の自動車産業を守るためとか言われ、私も疑問に思う所がありますが、いかに米国の規制基準が理不尽で厳しくあろうとも、こんな姑息でリスクのある作為を何故犯さなければならなかったのか?
ディーゼルエンジン開発国であるドイツ。その国営企業と言っても良いVW社が出来ないという事は、永続的にクリーンなディーゼルエンジンは技術的に不可能と言ってしまった様なもので、バカな事やったなという感じ。
当のVW社もEV車へシフトなどと言う話しもあるしディーゼルエンジンの行方が心配です。
幸い我T5はその対象外との連絡を受けてますが、VW車しかも当のTDI(ディーゼル)に乗っている身には肩身の狭いこの頃。私自身も色んな記事を読むに連れ、ディーゼルエンジンが(手放しでは)良く思えなくなって来て、燃費良いしトルクあるし良いですよー。と胸をはって言えなくなってしまった事が残念です。

というわけでエンジンはさておき、10/22で我家に来て1年を経過したT5カリフォルニア。
ほぼ休日のみの稼働ですが、ついつい遠くへ行きたくなってしまう性能と装備で総走行距離は早24000Km。概ね快調ですが、気になる事、改善した事などもありました。
【タイヤの銘柄少ない&ホイールが日本に無い】
ノーマルのホイールサイズは17inch 7J PCD120 5穴 ボア65.1 オフセット+45。
これに見合うホイールが国内に無く、季節が迫っていたのでノーマルホイールに冬タイヤを装着。
更には車重が重いT5カリフォルニアはエクストラロード(XL)規格のタイヤが必要で、ノーマルの235/55/17XL103というサイズの冬タイヤは、現行ではコンチネンタルかピレリしか無く、ミシュランX-iceの旧モデルの”2”を探してもらって装着(現行の3は同サイズXL無し)。

今は雪道での効きもオンロード性能も充分ですが次回交換が心配です。
夏タイヤのホイールは仕方無く英国からの個人輸入。せっかくなので1インチアップして18インチ8.5Jホイールに255/45XL103Yを装着。
冬タイヤ程ではありませんが銘柄少なくTOYO PROXES T1sportをチョイス。カッコも運動性能も向上してますが、居住性は悪くなった。はっきり言ってオーバーサイズな感じです。

総じて車が重いのがネック。タイヤは無いしサスペンションも固過ぎる感じがします。
最低地上高がもう少し欲しいと思う事あり、こんな方向性も気になる↓
【ブレーキダストが半端無い】
欧州車のブレーキダストはある程度覚悟していたけれどT5のは酷過ぎる。それはタイヤやボディにも及ぶ程で、まだ1年だけど7年乗ったランクルより確実にホイル清掃回数多いです。
かといえT5後期用の低ダストパッドの市販品無く、精神衛生上悪い状態で居た所、maniacsさんでT5用の低ダストパッドをワンオフでオーダーした事があるという。聞けばそれほど高く無く、型があるので少し安くなるかも?というので早速オーダー。

リアでさえ、土日遠征しただけもう真っ黒(赤茶色)。

装着してもらって1ケ月程経ちますが、低ダストというよりほぼノンダストで感激。ブレーキフィーリングも私的にはこちらの方が良く純正コレにしろ!と言いたい。これならホイール選びも違ってました。価格も純正並み?でこれはかなりオススメ。
【シートが汚れ易い】
アルカンターラ素材のシートが汚れ易くワン連れの我家向きでは無いので、全席にBRANDRUP社のシートカバーを装着。
ポケット等の機能性やフィット感はさすがに同車の製品を多数手がけるBRANDRUP製という感じ。
ラグジュアリー感は無くなってしまったけれど、裏地がゴム引きなので染みず、更には洗えるので汚れを気にせずガンガン使え我家向き。シートカバーっていいです(←人生初)。

洗い過ぎてタグがけばけば

純正のファブリックルックで違和感無し。
【アクセサリーポジションが無い】
アクセサリポジションの無い車なのでエンジンをかけないとNAVIが使えず不便だった。停止時でも使える様にとスイッチを着けてもらったら、サブバッテリーからの供給にしてくれて、バッテリーを気にする事無くTVやオーディオが使えて◎。

【唯一のDIY?】
百均で売ってたマグネットスイッチ式の照明。
クロゼットや収納棚に使ってます。コスパ最高。


【ビルトイン出来るローチェア】
リアハッチに収納してある純正の椅子は、内蔵のテーブルに合わせてそれはそれで良いんだけど、地味でちょっと(高さが)高いなと思うシーンがある。それと背中と座面が繋がって無いのでワンズを乗せられない。
塩梅の良い椅子無いかな?と思っていたら、アウトドアショップでふと目についonwayのエッチングチェア、(店員さんに断って)試したらプチシンデレラフィットで思わず購入。収納は少し緩いですがガタガタすること無く、安いし軽いし座り心地良し。ワンズともども気に入ってます。
この椅子の高さに合わせたビルトインテーブルが欲しい。


【キャンパー装備総括】
シンクは無くても良いと思ったけどあればやっぱり便利。水タンク容量30Lも我家的には多いくらいで、当初思っていた外部シャワー化ですが、30Lでは不足だし今のシステムの方が良さそうなのでヤメました。
ガスレンジも一つで充分ですが便利です。イソブタンCB缶(2連)はまだ一度も替えてません。
冷蔵庫はMax含め7段階中の4で使用して夏でもキンキンに冷えます。マンション住まいなので外部電源からの充電もしないし平日はエンジンもかけませんが、週末に向け金曜日の夕方からONして冬にFFヒーターと併用しても日曜帰宅時まで、バッテリーの心配をした事がありません。夏の九州10日間もフル稼働。一番のお気に入りの装備です。
FFヒーターは7段階中の2で使用すると車内温度17℃程に保ちます。外気温度零下付近で一晩中着けていても燃料は1Lも使わないらしくバッテリー共々省燃費。
以前エントリーしたDCコンバーター&電子レンジも、もう無い生活は考えられません。製造してないレンジなので上物の予備を狙ってます。
【その他未解決の気になる事】
●リアのACコントロールパネル付近からガタ音が出てくる様になってしまった。
●パワースライドドアの不具合(セーフティー機構が敏感過ぎる)
●パワースライドドアの閉まり方が雑&不快(音が大きい)
●ヘッドライトが暗い
●パイオニアのナビが嫌
と気になる箇所もありますが、購入前に心配していた大きなトラブル無く1年を通して概ね快調。
こんな車に乗り道の駅なんかで寝泊まりするとキャンカー乗りの方とお話しする機会も多い。デッカいキャンカーや工夫を凝らしたキャンカー、大きいの小さいの色々で、そりゃ大きいのは快適だろうなとは思うし装備もあればあるほど便利だろうとは思うけど、T5の大きさで良かったなんて事も沢山あり、過剰過ぎるわけでなく、かといって不便を感じる事も無く我家にはジャストなスタイルに思えた。
定期メンテナンスも、消耗品はほぼ日本国内で賄える事が判ったし、購入店&VWディーラーに加え、まさしくマニアックなManiacsさんを知りほぼ万全。長くつきあえそうなメドが立ってきました。
ところで良くぞここまでと思ったこの車。
これがヒットしたらVWジャパンもCaliforinia導入を考えてくれるかな?まあそれほど売れないだろうけど私は良いと思います。高いと思ったT5Califoriniaの価格設定にも納得。イイ買い物したなと思う日々です。