冬の日本海トリップvol.2
宿をチェックアウトした後は、せっかくなので伊根の船屋を見学に。
カヤックガイド本にも載っているので来てみたんだけど、他人の家を裏から覗く様で漕いで見たいとは思えない。
その後は若狭湾沿いに福井方面へ進む。
途中、道の駅・舞鶴港に立寄り。
こういう海鮮市場があるとついつい立ち寄ってしまします。
カニはもちろん海鮮も暫く要らない感じなのでお昼はラーメン食べました。
福井県に入り、道の駅・うみんぴあ大飯でワンズの発散。
広大な芝地があり車泊適地です。
だーれも居なかったのでプチッとフリー。
ようやく解き放たれて楽しそうなワンズ。
今宵は開高健由来の開高丼をぜひ食べたいと思っていたのですが予約がいっぱい。もっともカニの気分でも無かったので坂井市内の道の駅で軽く車内呑み。外は大雨です。
翌朝も雨は降ったり止んだり。市内から海岸線に向う途中の虹が綺麗でした。
今年のGWに走った越前海岸。その時はまるで南国の様な彩色豊かな海岸でしたが今はモノトーンの世界。波もスゴくて春〜夏とは別世界です。
場所によっては良い波が入ってます。寒そうだけどちょっとイイなと思ったり。
一日開けたらカニ欲が復活。
カニはもういいと思ったけれど、ここまで来てるし越前ガニのセイコ丼(松葉ではこっぺ、加能では香箱)は、年内しか食べられない。せっかくなのでGWにもお邪魔した蟹の坊さんへ
せいこ丼ダブル。やっぱカニうまい。
とGW食べてハマった甘エビてんこ盛り丼をシェア。
せいこ丼は確かに美味しかったけど、こちらの方が仕事がしてあってコスパ断然高いと思いました。これはオススメ
私が完食した後、内子&外子&カニ身にさらに甘エビを混ぜて食べるママ。そういうのは早くやってくれ!
金沢では金沢おでんのカニ面だったのですが、市街大渋滞&人混みにうんざりして駅だけ見てスルー。
今宵の停泊地は氷見の道の駅。ここは温泉があって廻転寿司があって広々としてお気に入りです。
富山湾越しのクッキリした冠雪立山連峰を見てみたい。
というわけで温泉入って廻転寿司。なんか質落ちた?高い気がしてあまりすすみませんでした。でもブリはさすがに旨かった!
翌日、富山からは海沿いに新潟方面へ進む。
親不知の断崖絶壁。海も海岸線も険しくて北陸道最大の難所だったそうです。
ここから北アルプスが始まるのだそうで、そういう目で見るととても興味深いです。
しかし天気が悪い日本海側。今旅雨の降らない日はありません。
今夜は寺泊周辺で泊まってと思ってましたがずっと雨予報。雪なら楽しいけどもう雨は嫌って事で帰る事にしました。冬の日本海側は我家には厳しい天候です。
最後に日本一カニを売るという能生のかにや横丁に来てみました。
能生カニというのだそうで、冷凍ではなく浜ゆでしたもの(年内限定)。
もちろんズワイカニですが、松葉〜越前と見て来ると異常に安い気がして、買う気は無かったのですが思わずポチ。味もまったく遜色ありませんでした。→結論、海は一つカニは一緒
子持ち♀は終わったと言われたのですが、生鮮店にありこれも安かったので
茹で上がりを待つ間にお昼ご飯。揚げ物が食べたかったので地魚フライと刺身定食をシェア。久しぶりの油が身に染みました。
上越市で日本海とお別れ。さすがに妙高高原付近には雪がありましたがやはり少ない感じです。
長野まで降りて来ると快晴に。やっぱ青空が好きだな。
そして太陽って偉大。ジメジメしてた気持ちも乾きました。
上山田温泉の戸倉観世温泉という温泉銭湯に入ってのんびり帰宅。
まさに銭湯という感じで地元らしき方ばかりの良いお湯でした。
30日夜に帰宅して、今年はバロン&アイリ迎えて以来初めて実家で年越しをしました。
この年末年始で八杯のセイコカニを捌きましたが、美味しいカニの見分け方、捌き方が上手くなったような。回数を重ねる毎に旨さも増していったように思います。今年末が待ち遠しい。
というわけで日本の中央部をぐるっと一周。総走行距離は1400kmちょい。
一度は行って見たかった冬の日本海。海の幸はサイコーですが天気がねエ。せめてランニングだけでもと一式持って行ったけど雨で走れず。食べてばかりだと罪悪感が半端無いです。