7月の海水漬けレスキュー講習以来半乾きのまま仕舞い込んであったウィスパーが気になってた。
恐る恐る船体布を開けると塩の結晶に覆い尽くされてる。キレイ！（違）
カビ・ヌメリなど無く、ポリテック＆デュラテックブラボーって感じ。



内側も同様。もう5年も経つけど水拭きしたら新品同様。まだ10年は楽に使えそう。



組立も楽。当初XPと迷ったけど（K1買ったし）ラダー無しでよかった。



人居なく水綺麗で三浦も上質の海になっていた。



Feathercraftのマインドをざっくりと一言で表現するならば「去なす」だと私は考える。
自然に対し「抗う」「耐える」「克服」といった対決ではなく、調和したり受け流すイメージ。
それはもちろん艇もだけど、FC艇を使ったカヤックスタイル全般に思う事。

ネガティブな部分をポジティブに考えるイメージ。
強く壊れなくするのでは無く吸収・緩和するイメージ。

そしてそれはカヤックライフだけにとどまらずアウトドア、そしてライフスタイル・人生観に於いても影響を受けているように思う。



どんどん引き周辺は驚くほどの透明度。



意外に丈夫なハル。まず割れるって事が無いから貝類さえ気をつければこんな所への上陸も安易。
荷物満載で砂浜でもけっこう引きずってるけど無問題。デュラテックってスゴイ。



帰路は追い風。追い波でも他FC艇に比べ翻弄され難い気がするウィスパー。



そして美しい造形美。見ているだけで飽きない。
いろいろな表情を見せるカーボンカラーもお気に入り。



そんな艇が畳めてしまうなんて。
離島含む日本全国は2500円内で、地球のどこでも手軽に送れてしまうなんて。


というわけで諸磯ー名島をプチッとツーリング。
少し北風強かったけど天気が良くカヤックってやっぱいい。
今年はいろいろあって叶わなかったけれど来年はK1で南の島を漕ぎ旅したい。

そしていつかパラワン諸島を（ドローンを持って）のんびり漕ぎ旅したい。
なんて事がまったくの夢物語でなく思えるのはFeathercraftがあるから。
やっぱりもう買う事が出来ないなんて残念！