八重山トリップDAY4
Nikon D5500 AF-S12-24mmF4G
4日目は西表島を脱し無人島へ。真っ白なビーチに青い海、珊瑚色に染まる夕景に全天の星空。
なんか目標としていたキャンプをやってしまった感じで腑抜けになってしまいそう。
今日は西表島から離れ、無人島に渡りキャンプの予定。
ここから向かうと20kmちょいの工程だけど
想定外の暑さで飲料不足、冷たいのが飲みたいし
ということで遠回りになるけど一旦大原港へ戻り買い出して島渡り。
昼間は酷暑でしたが、夕〜夜は極上のキャンプが待っていました。
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30km程の工程になるので8時出発予定。なので6時起床。
朝焼けが美しかった。
目覚ましに散歩をするとまた昨晩のものと思われるウミガメの足跡3つ。
そのすべてが昨晩yu-jiKさんがタイムラプス撮影した所!ウミガメ写ってるんじゃない?と思ったけど時間が違っていたようです。
昨晩のカレーが朝ごはん。ただでさえ一晩置いて旨いのに、昨日の魚のアラでとった出汁を加えたそうでウマイ!朝からガッチりいただきました。
朝とはいえ陽が差し出すとアツい。大汗で撤収&パッキングして出発前のクールダウン。
では出発。鹿川湾、いい所でした。
今日も風弱く暑そうな一日。初日の反省を踏まえポカリを4L備えてます。
見るけど撮れないウミガメ、たまたまカメラを構えてる時だったのでついに捉えた!
トリミングしてますがこんなシーンが度々見れる西表、豊かな島です。
2時間程漕いで上陸して一休み。
あろうことかD5500は昨晩の星野撮影のままのISO6400で写真撮ってました。
現に白いビーチですが限界SS超えて白飛びしちゃってます。
ここも清流があるんだそうで、案内されなきゃ絶対分からないようなジャングルの中を歩く。
うひょー水だー。僅かな流れですが真水がありがたく思える非日常生活。
この浜もキャンプに良さそうだった。
更にもくもくと漕ぐ。
そしてまた一休みしてクールダウン。
珊瑚岩でセパレートされたこじんまりしたビーチ。これはこれで南国っぽい
でわ一気に大原港へ向かいますよ。
往路とは違い一漕ぎ一漕ぎ透明度が落ちるので今イチ気分が冴えない。
しかも浅くて水温高いし単調なルートで後半長かった。でも暑さに慣れてきたのか初日の様な事もなく割と調子よく昼過ぎに大原港到着。
スロープに寄せて買出し。アスファルト上暑い!
気温は↑記録を見てもたかだか33℃程と埼玉の方が断然暑いのですが太陽エネルギーがスゴイ。空気の酸素密度が薄い感じで歩いてるだけで心拍上がる。
大原港唯一のスーパー。割と何でも揃ってます。
まずはキーンと冷えたコーラをその場で一気飲み。生涯ベスト3に入るウマサだった。
お昼はスーパーのお弁当。あまり食欲ないけど食べとかないと。梅干がやたら旨かった。
ここから目的の無人島へは1時間半程の距離なのでゆっくり休んで向かいます。
こんな堅牢な東屋の日陰だと想像以上に過ごし易い。
そこそこの向かい風が吹いてきて進まないけど涼しい。
7〜8kmの海峡横断ですが高速船等の航路を横切るのが難。もの凄いスピード、しかも船多いので要注意で船待ち中。渡り出したらダッシュです。
目的の島はアラグスクとかバナリとか言われる二つの島からなる新城島、その下地島と呼ばれる島で、以前は観光牧場があったようですが今は廃墟となり無人島。
いよいよゴール。
到着&ドボン
そして乾杯☆ 唇日焼けで腫れて分厚くなってます私。
イヤーちょっと遠回りだったけど冷えたビール買って来て正解!最高です。
砂浜白いっ!照り返し激しく上から下から暑い!
美しい地なれど、日陰ないし真水も無い鹿川湾の方が良かった、大原港に戻って民宿泊したい。とじつは真面目にこの時は思った。
とりあえずタープを張って凌ぐ。赤塚氏は魚穫り、私達は薪集め。
でもこの白い砂と赤いK1、絵になるなあ
しかし、なんでDobbyくん無いんでしょう?こんなロケーションを撮りたかった。
タープ張るも陽がどんどん低くなって用を成さなくなる。
南国の太陽って落ち際まで力強い。
今宵の肴。なんかウマそうな魚達。最後の夜も豪華な晩餐になりそう。
19:15。少し過ごし易くなってきたのでテント張り。
向かいは西表島。今日漕いで来たルートを見渡すグッドロケーション。
するとここから怒濤のフォトジェニックタイム。
茜色とはちょっと違う、ちょっと淡いまさに珊瑚色に染まる空間。
珊瑚色ってこんな色
水平線のその彼方迄続く雲・雲・雲
残念ながら水平線では無く西表島の稜線に落ちる太陽ですがそれでも息を飲む様な絶景。
そして晩餐。先程の大きな魚は刺身とカルパッチョ。赤い魚を煮付けで
これまた絶品、南国無人島でこんな肴で呑めるなんて贅沢。
トドメは360度の満天の星空。天の川の南端初めて見た。
下にあるグリーンのラインは、yu-jiKさんのK1の蓄光のものに替えたガイライン。
暑くなく寒くなく潮騒を聞きながら星を見て、旨い肴と酒があって最高の一時。
やっぱり来て良かった(→昼間、民宿がイイって口に出して言ってた)
そしてダメ押しの鯛飯とアラ汁。幸せ過ぎる
こんな漕ぎ旅するとぐっと体重減って帰宅するのですが、今回は激増しててガックリ。まさに幸せ太り
美味しそうな臭いに吊られてかヤシガニくんも登場。デカッ
この大きさだと30歳以上だそうで、爪の力は甲殻類一、ライオンの噛む力に匹敵するそうで挟まれたら大変。食べても旨いらしいけどお腹いっぱいで見逃してやりました。ラッキーだったな
寝るのがもったいなくて夜空を見上げながら横になっていたら寝てしまった様で、目覚めたら月が出ていた。
月明かりに照らされる風景もまた美しい夜でした。
今日の昼間は早く文明に戻りたいなんて思っていたけど、この星月夜に砂浜に座ってぼけーっとしてたら、急に名残惜しくなってしまった。
これまで天気が悪かったりでちょっとイメージから外れてしまっていた、FC艇を志した頃から目標としていたキャンプをしてしまった感じで嬉しいやら空いやら。新たな目標を見つけないと。
SUP & kayak > 南国の海 Camp, Feathercraft > K1 Expedition, SUP & kayak, report : Edit
2017.07.28 Fri 22:13:: - :: -
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