Life with dog
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200回を越えて

よく叩いた
Nikon D5000 AF-S Micro60mm F2.8G
ちょっとキャンプが遠のいておりますが・・・
昨年12月のふたご座流星群でキャンプ200回目を迎えてました。
その後のキャンプを加えると204回・263泊。
いや、よく続いてます。レポが(笑)
 タイミング良くchocopapaさんがハンマーヘッドを換えてくれて気分も一新。
 新銅ヘッドのソフトな感触に感動。が命中率はぐんと落ちました^^;


100泊の時はこんな事
100回の時はこんな事をやってましたが、今となっては良き思い出。

キャンプを初めて7年目。
スタイルも道具もまだまだ発展途上、試行錯誤中ですが
キャンプに対する気持ちの変化を、今の気持ちを書き留めておきます。


キャンプを始めた序盤。
タープを張るだけで、ランタンを灯すだけで楽しかった。
なにもかもが新鮮で
Snow Peak製品を中心に道具漁りにメチャクチャハマった。
どれもこれもが必要に思えて、又カッコいいと思えて
いろいろ買った。試してみた。
それが良くても悪くても楽しくて楽しくて・・・

2005.11/SweetGrass
2005年11月 SweetGrassにて トンネルも嬉しかったな



それが一巡した2〜3年目。
非日常感いっぱいだったキャンプが、日常に思えてくる。
これがあれば便利そうとか、こっちの方が快適とか
快適性と利便性を追求するあまり、慣れ過ぎちゃったあまり
日常生活に近づいてきちゃった事に気づく。

そこで一転シンプル&コンパクト化へ。
SP製品の興味も薄れて、脱SPを目指すようになる。
(だれもが通る道ってやつ)

だがシンプル化した道具はキャンプ場での時間を持て余すようになり。
そしてそれは余裕から暇へ・・・
余った時間で何か刺激を求めようと
キャンプに+αを求めるようになった。

同時にフィールドで滞在することによって覚醒した自然との触れ合い。
再燃した写真への要求も高くなり、より深い自然を求めて
ツーリングキャンプやバックパックキャンプへ。
オートキャンプというか・・・弛いキャンプは刺激が足りなく
キャンプは宿泊手段としてのキャンプへ変わってゆく。

家族とのキャンプは減ってゆきつつあった。
というかキャンプ自体がつまらなくなっていた。

2006.8/霧ヶ峰
2006年8月霧ヶ峰にてツーリングキャンプ。
キャンプは宿泊の手段に。

もし近年キャンプをやり出した方の中で
ここまで共感出来たり、自分と同じだと思った方。
ワンコが居るからキャンプを始めたという方。
少しだけ先にキャンプを始めた私は
ごくごく平均的な普通の思考の持ち主だと思うから
↓今後同じような道をたどる可能性は大きいです。
(要はまだまだお金がかかるということです-爆-)



* * * * * * * * * * * *


だが脚の故障をきっかけに家族とのキャンプを見直すと。
やっぱいいなと思う。
思い立ったら直ぐに家族で泊まりに行けるから
バロン&アイリとずっと一緒に居れるからと
キャンプを始めたんだっけ。と思い出す。
そして或る事故を身近にして
危険と隣り合わせのアウトドアアクティビティは
エスカレートする性格ゆえ、ボチボチやっていこうと想い直す。


そんな経緯を経て再び家族とフィールドで過ごす週末。
我家なりのキャンプスタイルもだんだんと確立出来てきて
あまりシンプル過ぎるのもダメだと判った。
過保護で親ばかなワン連れ、しかもヒトも軟弱&快適指向だから
子供は居ないけどファミリーキャンパー。
キャンプは日常になっちゃってもいい
本来の目的であるリラックス&リフレッシュを損なわない程度に
快適性は極力保ちつつ簡素化していった・・・
バロン&アイリとの時間を増やすために。

solof.jpg
2007年6月内山牧場にて。
キャンプは日頃の疲れを癒す場。だから快適に




でもやっぱり何かフィールドでのプレジャーが欲しい。

アクティビティの為のキャンプではなく
今のキャンプスタイルに何か楽しみを持ち込めないだろうか?
キャンプは日常でいいから、他で非日常さを味わいたい。
しかもバロン&アイリと一緒に楽しめるもの。

と考えた末始めたのがカヌー&カヤックだった。
キャンプを始めて4年目に入る時でした。

これにはハマッた。
家族と居る時間を保ちつつ大自然に触れられる。
キャンプ場で持て余した時間がなくなる。
ワンコを遊ばせるフィールドが広がる。
避けていた真夏も活動できるようになる。
等々まさに一石○鳥。
カヌーによってオフタイムの過ごし方はより豊かになり
フィールドでの過ごし方は大きく変わりました。

バロン&アイリ
今はこいつらと居るのが一番楽しい。



そしてカヌー&カヤックは
更に新しいキャンプスタイルをもたらしてくれています。

それは、お友達とのキャンプが増えた事。
振り返ると昨年は
我家単独でのキャンプは北海道旅を除くと2回だけ。

それまでは気分屋でワガママゆえ、
気の向くままに、思い立った所に行きたいから。
成功するか失敗するか判らない冒険が出来るから。
変に気を使わなくてよいから単独行動ばかり。

もっとも
道具を買っては試したり。より理想にあうキャンプ場を探してみたり。
という楽しみもあったので、毎回新鮮な発見があり
単独行動で充分満ち足りていたのです。
(今でもそういうキャンプも大好きです。)

だがキャンプ回数を重ねる度に、加えてネット普及による情報の氾濫により
新鮮な発見は少なくなり、感動は劣化する。
買わなくても、行かなくても予想出来ちゃうキャンプシーン。
(まぁ行けば行ったで楽しいのですが)
しかも歳とともに外したく無い感も強くなり、無難な所へばかりの出動。
ならば行かなくていいかな?なんて思うようにもなっちゃって
カヌーの無いキャンプの回数は減りつつありました。

カヌーキャンプ
ワンコとのキャンプとカヌーは相性抜群。
それぞれが必然で、お互いが活き、より豊かな時間に。
キャンプはwithカヌーがメインのスタイルになってくる。




そんな時
カヌー&カヤックを通じてぐんとコミュニティの輪が広がる。
単独でも楽しいカヌーだけれど、仲間が居ると心強い。
感動が共有できて喜びは増すし、行動範囲もぐっと広がる。

そして広がった人との繋がりは
より深い共通点を持った人との出会いを生む。
出会いは無限であり、人との時間は弛む事のない楽しさがある。


というキャンプになると道具やキャンプ場基準も変わる。
自分達の事だけを考えれば良かった道具&キャンプ場から
みんなで楽しく快適に過ごせる道具&キャンプ場へ。

近年めっきり出番の減った、大きく重いだけと思ったSP製品。
コミュニケーションやアクティビティに専念できて
まさに国産車のような安心感で良さを再認識。

場合によっては
キャンプ場も区画で、しかも予約した方が。なんて思ったり。
過ごし易さや集まり易い場所を優先してみたりと
以前とは違う価値基準"も"持つようになってくる。

短期的な原価償却やキャンプ場の順位付けなんてナンセンス
色んな道具をスタイルや環境に応じてチョイスしてみたり
目的に応じて色々なフィールドが柔軟に選べる(変えられる)から
キャンプって楽しいし
飽きないんだろうなと思うようになってきました。

グループキャンプ
グループキャンプではSPの道具が大活躍



と価値観もスタイルもコロコロと変わる我家。
変わらないのは「楽しそう」が行動の源であるという事。
バロン&アイリも楽しめるというのが基本。

「楽しそう」かどうかが基準だから雨でも雪でも行く時もあるし
寒くても遠くてもOK。
むしろ悪条件の方が空いていて好き。。。
冬は人も虫も少ないから好き。。。

だった(爆)
いや、もちろん楽しかったのは事実だし、そんな時ならばの楽しみもある。
けど晴れていたら、暖かかったらもっと楽しかったはず。
(近年は冬でも人が多くなってきてるし。)
快適さを追求すると、結局は天候の良い時が一番。に思えてきて
「楽しそう」のハードルが上がってます。

しかもワンコも歳とともに楽しそうな季節が減っているような。
(シンプルに言うと極寒時のキャンプは嫌いみたい^^;)
それに反比例してバロン&アイリは年々愛おしくなっていくから(親ばか)
楽しみの質は上がっているけど、キャンプの回数は減少傾向だと思います。

でも今でもテントを張るだけで、ランタンを灯すだけで楽しいから
キャンプは長く続けたい。
それには家族一緒が不可欠な事を知っているから
バロン&アイリも楽しそうじゃなきゃ嫌だから
無理をせず家族みんなが「楽しそう」な時に。

TPOに応じてキャンプが出来ればいいなと。
そしてそれがカッコいいとも思うようになってきました。
もちろんそれに応じる為の道具集めも怠らずに^^;

単に道具をシンプルにすることに拘るのではなく
フィールドライフスタイルをシンプルに、自然体でキャンプをしたい。
出来れば"Camp"なんてカテゴリーが要らなくなるくらいあたりまえに。

週末は天気良さそうだから出かけようか?
何処へ行く?泊まり?何をする?
良さそうな宿ないからキャンプでもするか。

なんてキャンプが300回へ向けての目標です。



な〜んてカッコいいけど、要は寒いのです。
ヒトもワンも?寒さに弱くなって「楽しそう」と思えなく・・・
最近キャンプに行かない言い訳をしてみました^^;
Camp daily life : Edit
2010.03.02 Tue 19:14:: - :: -