Life with dog
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奥西表漕探訪 final

漕ぎ旅
Canon Powershot G1X markIII
ツアー終了〜帰京。

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雨朝
AM5:30起床すると激雨。幸いここら辺はネットが繋がるので雨雲レーダーを見ると、熱低(この後台風3号になる)の外側の雨雲みたい。だが峠は越えた様なのでテントから出てみる。最終日が雨撤収とは・・・


雷雲
通過して行った雷雲。降るか降らないかのメリハリのある天気なので止んでる隙を見ながら撤収開始。


雨上がり
こんな時でもちゃんとコーヒーを淹れて朝食を作る赤塚氏。どんな天候でもリズムを変えず、むしろのんびりと冷静に構える。アウトドア達人ってみんなそう。
時折青空も見えて来てテントもほぼ乾かす事が出来て最悪の撤収は避けられた。


スコール
再び雲行きが怪しくなって来たので急いでパッキング完了のち大雨。仕舞ってしまえば雨も気持ちイイ。


出発
でわ出発。今日は南風が強い様子だけど白浜港まで、10kほどなので気軽。


アゲンスト
外離島北部から出るとけっこうな向かい風。なるべく風裏を漕ぐ様に外離島〜内離島に沿って南下。


コル
外離島南側。あのコルの向こう側が昨日のビバーク地。


風波
一番狭い所で海峡横断して本島側へ。時折パドルが煽られるくらいのブローがあるけど風波は思ったほどではない。けどビショビショ。


白浜港
ほどなく白浜港へ帰還。こんな海況だとラダーの有り難みを実感する。K1ってほんと頼もしい。


バジャウ号
天気不安定なので屋根のある所まで運んでもらって撤収。バジャウ号最後の勇姿。
その後は日差しもあってパリッと乾燥撤収。お楽しみ様でした!


タコス
お昼は久しぶりの店屋物。4日間野営後のおやじ3人オシャレなお店でオシャレなランチ。
食後、大原港の郵便局で難関の荷物配送を無事終え、バジャウ号の廃車手続きをするという赤塚氏とお別れ。


シェイク
石垣島に戻って来て恒例のマリアシェイク!思いの外涼しいけどウマイね。


おり姫
今宵は八島近くにあるゲストハウスおり姫さんにお世話になります。
トイレ・シャワーは共同だけど施設は新しく綺麗でコスパ高い。気に入りました。
実はアイリの事が気になっていて、元気だったとはいえ何があってもおかしく無い高齢。万一があっても帰れないからと家との連絡を絶っていたんだけどママにメールしたらみんな元気だと言う。よかった。


ぶーやー
夜はまた埼玉県民同士、石垣の街でキンキンに冷えたオリオンと肉食で宴。これもまた南国旅の醍醐味。


梅雨明け
翌日は快晴。もう一泊するというyujiK氏は早朝に黒島に渡った様子(羨)。私は東京に戻って少し仕事したかったので昼前の便で後ろ髪引かれながら石垣島からお別れ。八重山は梅雨明けかな?


a f t e r - n o t e

というわけで曇りがちでありもっと晴れてくれれば高コントラストな海・陸風景になるのに!とも思ったりしたけど、だからこそ暑過ぎず風弱く快適な旅になった。そしてベタ凪の珊瑚の海あり満天の天の川も堪能出来てほぼ乾燥撤収と、結果的にはむしろ最高だったコンデション。
そのどれもが期待出来ず"最悪の天気"と思って臨んだので振り幅大きく興奮の4日間だった。

そして今旅のエリアは真に秘境で、太古を感じる深い自然に漕ぎ入り。陸路では到底到達できない様な美しいビーチがあったり、ボートでは入れない様なリーフやマングローブだったりとカヤックならではの探索を満喫。海風景も秀逸。
前回の南岸エリアとはガラリと変わった趣で西表島のポテンシャルの高さを知った。


自分の理想なんだけどフェザークラフト乗りたるもの全て自己完結という美学があって、こう言った何から何までガイドされるのって抵抗があった。面白みも半減するんじゃないかと。事実、あの岬の先は?と言ったドキドキや新鮮な発見も無いし、潮汐や風を読み旅を組立て完結すると言った豊饒感も無い。だいたいワイルドじゃ無い。

がしかし漏れなく見回れているという充実感と完結感がある。ソロだったらもっと綺麗なエリアがあったんじゃ無いかな?なんて言う疑問は事実上永遠に不明だけど、西表に精通しているガイドのジャッジだから間違いない。そして写真など+αの楽しみにも専念出来るし、自分では絶対味わえない食やプライスレスな晩餐シーンなどアフターカヤックも充実。
と言う事を考えると、せいぜい年に1〜2度、しかも天候不明な数週間前から計画しなければならない勤め人には良いのでは?なんて今回は思った。老い先短いから余計に感じる。

もっともバジャウトリップ赤塚氏のガイドだから思う事で、現地ガイドであれば良いってものでは絶対ない。フェザークラフトの旅心を持った漁&調理を備えた現地ガイドとそして気のおけない友人との旅であったからこそ感じた大満足の漕ぎ旅でした。
赤塚さんそしてご一緒したyu-jiKさん、ありがとうございました。

バジャウトリップ西表フィールドサービスのHPはコチラ




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1日目 漆黒 ウルチ崎 クリア サンゴ礁
ビバーク リビング キャンプ 天の川 クールダウン
浮遊感 ブルー 到着 夕方 夕焼け2






旅の後はいつも思うんだけど、Gopro&ドローン映像もっと録っておくべきでした。
ストーリーにならずバラバラと雰囲気だけ↓



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SUP & kayak > 南国の海 Camp, Feathercraft > K1 Expedition, SUP & kayak, report : Edit
2019.07.18 Thu 15:55:: - :: -