アイリ16歳
周りを見るとキャバリアって小型犬の割に短命で
腎臓病を患ってしまい思い半ばで旅立ったとはいえバロンの14歳8ケ月はまあ納得の生涯。
なので充分に思った15歳からはあまり延命を考えず、労わり過ぎず。
いわゆる終活と考えて、好きな物食べて好きな事させて。
飼い主のペースで活動した一年でした。
【4月29日】15歳になって直ぐ、2018年のGWはアイリが踏み残していた南九州へ。
旅慣れたアイリに長距離は苦もなく前半は元気に過ごしていたのですが・・・
海遊び時にマールが重油まみれの魚を口にして体調不良。
留守番時にマールの嘔吐物を舐めたか食べたかでアイリが体調を崩して急遽帰宅。
【5月6日】病院に行くも原因分からず、
だけど血液検査では腎臓病を予感する値が絶望的に悪く、歩行も困難になってしまいみるみる衰弱。
バロンの時を想い、このまま歩けなくなくなってしまうのかな?もう短いのかな?とまじめに思った。
【6月18日】ところが1ヶ月もすると生気が満ちて来てみるみる元気に!
あれはデトックスだったのか?って感じで食欲も歩行もGW前以上に。
(小さい頃から)アイリは強い子
【7月15日】美ヶ原高原にて。とはいえ体温調整は若い頃の様にはいかないので酷暑の夏は避暑週末。
【8月7日】フェッチさんにてプールでまったり。
血液検査での数値は徐々に年齢並みにまで改善。
【8月18日】キャバ友さんと外房・海の音さんにてお泊まり。
この頃から抜け毛が凄くてキャバ自慢の耳毛・エルビスとシッポの毛が薄くなって老化を感じる。
毛が薄くなるって寂しいよね(お互い)
と一喜一憂の日々でこの頃はひと月ひと月が長く、16歳まで程遠く感じて月誕生日を催す事に。
【9月20日】15歳5ヶ月の誕生日。
【10月4日】夏休みは青森・下北半島を一周。アイリ本州の突端部をほぼ制覇。
【10月27日】400頭くらい中の5頭にあたり、長寿犬で表彰される
というので一つの目標だったキャバリアフェスティバルは雨で中止。
この時は来年までがんばろうなんて冗談で言っていたけど、今ではひょっとして?と思ったり。
【11月18日】キャバ友さんと久しぶりにキャンプ。
若キャバ達はテンション高かったけど、ベテランキャンパーアイリには日常。
【11月20日】15歳7ヶ月の誕生日。血液検査数値は加齢による衰えはあるもののすこぶる良好。
バロンの経験もあり、先行き長くないからとマズイ療養食はやめて割と好きな物を与えてるのに不思議。
食欲も便通も旺盛で元気なおばあちゃん。
【11月26日】薄くなっていた体毛がまた段々と増えてきてびっくり。毛根は失われてなかったんだ(羨まし)
【12月30日】2018→2019年の年末年始は10日間をかけて四国一周旅。
ここでも元気に過ごしてました。
【2月20日】15歳10ヶ月の月誕生日。
この頃になると元気なので毎月の誕生日が早く感じるように。16歳は間違いなさそう
【3月9日】寒いとか暑いとか極端な温度に順応し難いみたいなので、春雪シーズンを待って雪遊び。
目が見えないので広くて障害物無くてフラットな所が好き。
【3月21日】16歳まで1ケ月切った。人間ドックならぬドッグドックの結果も良好。
とはいえ波はあり、突然ぱたっと。なんて事がありえそうなピーキーな性格。
あまりに爆睡してるとママと「生きてる?」なんて確かめたり
逆に元気過ぎハイテンションで心臓大丈夫?と心配は尽きない。
【4月20日】そんな事を思いながらの1年だったので16歳の誕生日は本当に嬉しく、
心から「アイリありがとう!」「スゴイよ!」って感じだった。
もちろん老齢による介護はあって手間はかかるけど
バロンを亡くして感じた"何でも無いような事が幸せだったと思う”という過去形では無く
リアルに"何でも無いような事が幸せ”と実感出来る喜び。
寝ている時も起きている時も喉が乾けば水飲み場に行って飲むし(目見えないのに)
毎朝、自ら起きて寝室からリビングに出てくるだけで健気に思えるし。
ご飯をペロリとたいらげるだけで嬉しいし。
便がちゃんとしてるだけで感動出来る。
4つの脚で歩き小走りするだけで嬉しい。
存在するだけで愛おしい。
若いマールでは得られない可愛さや感動があってアイリの存在は偉大。
16年も元気でいてくれて感謝しかありません。
17歳目標はハードル高いので一日一日を楽しく、とりあえずGWはまた長旅付き合ってもらいますよ。
▲page top▲