Life with dog
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Newパドルで三浦漕行

K1
Canon Powershot G1X markIII
アリュートパドル&Feathercraft K1 EXpedition。。。憧れていたスタイル。
新谷さん10年前、いろいろな方の漕ぎ旅を見て。
やっぱカッコいいな、買わなきゃダメだなと思ったFeathercraft。
このポスターの主人である新谷暁生氏は最も感化された一人。もちろん漕行が興味深いんだけどとても真似出来ないので、せめて雰囲気だけでもK1&アリュートパドルで旅したい。

その氏がアリューシャン遠征に使われていたパドルは北海道・紋別にあるインディアンカヌークラフトという工房で作られた、所謂アリュートパドルで、空輸するために二分割された特注品。
アリュートパドルってハードル高そうだし、二分割は市販もされていないようだったので記憶の片隅に留めた。
がしかし、先日Y氏のアリュートパドルを使ってみて、案外身近な感じがしてモリモリ気になる存在に。そんな時、某オークションで先出のパドルと同モデルと思われる出品を終了3時間前に偶然発見してびっくり!競争相手多そうだけど、何としても欲しいと必達体制で臨んだら、他入札者なしであっけなく落札。人気が無くて嬉しい様なガッカリな様な。でも嬉しい!



アリュートパドル
というわけで晴れて手元に。美品とあったけど、使った痕跡もキズも汚れも欠品も無く私的には新品だった。
ずいぶん前に来てたんだけど予定が詰まっていてようやく三浦の海で初漕ぎ。艇はもちろんFeathercraft K1。
せっかくなのでキャンプ道具を積んでと思っていたのだけど、夜明け前の埼玉はアリューシャンを思わせる寒さでメゲタ。気温まで雰囲気ださなくてもいいのに・・・
他のほとんどのアリュートパドルと同様にブレード片面は峰あり、もう片方はほぼフラットなラウンド形状。


分割構造
二分割はプラや金属を使わず木工のみのギミックであり、組み立てるとワンピースの様な堅牢な構造に匠のプライドと技を感じる。なにか使うのがもったいなくなってしまう。まさに工芸品。


説明書
最後は麻紐で固定。手書きの説明書?にまた味がある。


巻き
綺麗に巻くのはけっこう大変で時間がかかる。もっとも各部品の精度高く巻かなくてもOKな感じもする。
分割パドルというより、分割することが出来るワンピースパドルって感じかな。
で、ここまで来てハサミもナイフも無いことが発覚。全部巻き切っても良かったんだけど閃いて


バンド
船体布を留めるバンドで固定してみた。これ手軽だし確実だし、どのFC艇にもあるわけだし我ながら良いアイデアだと思った。


発進
バラの状態で持つと重い感じだけど1本にするとバランスが良いのか軽く感じる。
では早速漕いでみます。海水はメチャクチャ透明度高く温かいです。


オフセット
峰のある方とフラットの方と、Y氏の調べた所によるとどちらで漕ぐかはいろいろな説があり定かでは無いけど、フラット面の方がキャッチが強く、峰のある方は整流効果か軽く漕げる様。このパドルはブレード部が少しオフセットされていて、持ち手の形状から、峰のある方で漕ぐ様になっている感じがした。


透明度
最初は久しぶりのK1という事もあってか、すごくかったるい(=使いこなせない)感じだったけど、慣れるにつれだんだん良い感じに。


アリューシャン
何より"持って"そして"眺めて"その所有欲を満たしてくれるパドル、カッコいい!気分はアリューシャン。


閑散
がしかし気温は朝感じたより断然暖かく、しかも海岸はどこも閑散としていてキャンプ適地がいっぱい。
やっぱりキャンプ道具を持ってくるべきでした。


K1
というわけで慣らしを兼ねて20kmほど漕いでみた。
この日は北東からのやや強い風で、ウネリはさほど無いけど沖には風波が立つというコンデション。
初日の印象としてはキャッチが強く平パドルの方が楽。もちろん慣れが大きいいけど荒れている場面では平パドルの方が安心感もあった。よくこんなパドルでアリューシャンを旅したなと思うとともに、己の漕ぎ力の低さを実感。
でも雰囲気&格好良さは断然上であり、こなせるように努力しようと思わせるパドル。使いこなせる様にがんばります。


ビートル
この日は、ここでは初お披露目のビートル・デューンで参戦。
納車からまもなく2ケ月になるけど500kも走ってなくて、まだこちらも慣れてないけどこんなソロ遊びには良い相棒。こんな一見カヤックをやってる様に見えない車でカヤックやるのも憧れでした。折を見て記事にします。


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2018.12.11 Tue 17:53:: - :: -