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夜中はその後暴風雨となりどうなることかと思ったけど、朝には止み海面は湖の様に凪いでいる。
まさかあんなに降るとは思わず、コックピットカバーをちゃんと閉めて居なかったので艇内に大量の水が。おかげで真水で洗顔。さっぱりしました



雨水が溜まって崩壊したらしいバジャウタープ。今旅が最後とのことで満身創痍だったけどトドメを刺された感じ。これもまたお疲れ様でした。



あんな雨の降り方すると朝の火起こしが残念。朝は昨晩炊いた米と魚のアラでとった出汁で雑炊風。これがまたウマかった。



朝食を終えた頃、待望の日差し。濡れた道具を太陽の下に置くとみるみる乾いてゆく。太陽って偉大。



本日はサバ崎を越え、真の奥西表と言われるエリアへ。のんびり支度をして9時半頃出発。それではいけないと思いつつ、赤塚さんと居るとリーフの潮汐に気を使わなくて気楽。



海でこんなベタ凪ってあるんだ。まるで夏の朝の本栖湖の様。



深くなるにつれ青も深みを増す。ここは海なのか？



サバ崎先端部の通称ゴリラ岩。岩の名前って？って感じの物が多いけど、この写真は角度悪いけど、キングコングの様でクオリティが高い。



サバ崎からは網取湾をコースタルに進み流れ込みに行く予定でしたが、こんなベタ凪滅多に無いとの事で岬を繋ぐようにショートカットして綺麗な海を堪能しながらウルチ崎へ。



海は益々碧く。緑気配が無くなりまさに水色。スゴ色



日差しが注いだらどんな風景になるんだろう？暑くてもいいから太陽出てくれ！（って曇ってる時は思う）



ウルチ崎に上陸して暫しフリータイム。



海中風景も凄いです。今回あろう事かフィンが片方しか入ってなく（何故？）遠出や潜水があまり出来なくて無念。



ドローンを飛ばしてみたり。ランチしたり昼寝をしたりのんびり。



青空・日差しが出ると暑いけどテンション上がる。



一気に南国らしい景色になる。暑いけど



では先へ進みましょう。漕ぎだすと曇る。



崎山湾に入りコースタルに漕ぎ進む。
しかし珊瑚礁由来の島とは異なり、西表島とくにこのエリアの風景は全く人智を感じず、山高く森深く圧倒的な自然で秘境感がスゴイ。カリマンタン・ボルネオ島の様（行った事ないけど）



マングローブへ突入。



これ以上漕ぎ入れないので繋留して徒渉。



真水の補給とクールダウン。真水って気持ちイイ。中に居るとドクターフィッシュいる？って感じたのはエビでした。熱帯魚（淡水魚）もいっぱい。



崎山湾をコースタルにパイミ崎方面へ。
キャンプに良さそうなビーチがいっぱい。だけど大潮満潮時はココは水没とか昔集落があったとか解説を交えながら進む。しかし西表の事を良く知ってる赤塚氏。



パイミ崎が見えた頃待望の青空＆日差し。あまりの熱気にTG-3も曇る。



今宵のビバーク地に到着。



これこれ。天気といいロケーションといい思い描いた南国キャンプ。



16時になると言うのに太陽高く日差しが強いのでまずはタープ貼り。XP20が破けたので10で。
そして流れ着いた諸々で素敵なリビング・ダイニングが出来ました。



赤塚さんに私のK1に乗ってもらいyujiK氏と共にモデルになってもらいドローン撮影。



K1カッチョえー。



グッドロケーション過ぎて撮りたいシーンの整理がつかず。



加えて何か焦ってしまって終わってみれば撮り残したシーンがいっぱい。
まあとにかくグッドなロケーションです。



その後はルーチンワーク。今宵の肴（魚）はコレ。
赤い魚美味そう。→ウマかった。



晴れては居るけど日が落ちるとちゃんと涼しくなる。夜まで暑かった前回とは違ってキャンプが快適。



というわけで美味し過ぎて楽し過ぎてタープの下で楽しく宴。
辺りはいつの間にか暗くなっていて、雲かと思ったら天の川だった！見上げるとまさかの満天の星空！ハンパねえ
こんな星空を全く期待してなく荷物になるからと今回は一眼持って来なかったのを激しく後悔。CanonG1Xでいてこの星空。



周囲10Km以内に居るのは恐らく我々のみ。光害一切無し。
昨晩は失明したような漆黒だったけど、今夜は明るい。星で明るいんだ！って実感した貴重な体験。
寝るのがもったいなく、夜更けまで皆で星屋を楽しみました。いやー来て良かった！