アウトドアを楽しむ人なら多少とも興味のあるハンドヘルドGPS。私のお知り合いの方でも沢山の方がお持ちです。
デジモノ好き、（エセ）アウトドアマンの私としては勿論興味津々で欲しかったけれど、Macだとカシミールが使えなくてMapソースが貧弱。価格分の機能が充分に活かせそうもないので踏み切れなかった。
なので（電子機器だから）もう少し待てば安くなるだろう。日本のメーカーからもそのうち良い商品が発売されるだろう。なんて構えてたけど、なかなか値段が下がらない上、アウトドア用としては依然GAMINのほぼ独占市場状態。

じつは昨年夏の北海道キャンプでは、ハンドヘルドGPSがあったら便利だったろうなというシーンが多かった。
半ば行き当たりばったりの旅行だったので、気になる湖は全て「ウォッちず」をプリントして持って行ったのだが、数が多く大変だし、大きな湖ばかりなのでA4サイズに納めようとするとスケールが小さくなって見難い。挙げ句の果てに自分の位置がまったく掴めず、地図の意味を成してなかったのである。

北海道に限らずランドマークの無い水上では距離感が掴み難く、しかも陸地が入り組んでたりすると地形が分かり難い。もうちょっと行けば良かったなんてこともあり、ハンドヘルドGPSへの思いが高まった。

さらに冬のアクティビティであるスノーシューでもハンドヘルドGPSの活用シーンは多い。初めて行くフィールド、しかも新雪に覆われたトレイルが無いルートは判断し難い。だからといって人が踏み固めたルートばかり辿るのではスノーシューの醍醐味に欠ける。出来れば積雪期じゃないと歩けないまっさらな所をバフバフ歩きたいのだ。
だが過去に方向を見失った経験が何度かあって（私には）地図＆コンパスでは頼りなく、結局はトレイルに頼ってしまう。
こんな時も自分の位置が判れば、ハンドヘルドGPSがあれば弱いルートファインディング能力を補えるのでは？あれば便利なのでは？いや必需でしょ〜とさえ思えていた（たいした所に行く訳ではないんですが^^;）。バイクの時も重宝しそうだし・・・

ということで北海道から戻り直ぐに買おうと思ったら、丁度その頃本国でOregonシリーズが発売され注目を集めていた。気になっていたColorado300と同じ表示部を持ちながらタッチパネルを採用し、デザインもスッキリしている。Coloradoの弱点であった電池消費も若干だが改善されているようだ。
どっちがいいかはビミョーだがやはり比べてみたいので、日本語版の発売を待っていたが・・・今年になってもアナウンスがない。Gaminの日本総代理店であるI社に問い合わせてもハッキリしない。雪遊びシーズンは只今真っ盛りだというのに・・・

そんな時平行輸入物の英語版Oregonを扱っている会社のサイトを発見。英語版って今ひとつ使いこなせなさそうで躊躇していたのだが、そこのHPを見ているとなんだか使えそうな気がしてくる、しかもフル活用出来ないMacでも納得出来てしまう激安価格。
精密機器をアフターの無い所で買うのは不安だが、そこは専門店として店舗を構えているのでなんとなく安心、アフターケアもすごく良さげ。むしろ日本版を扱ってる販売店よりずっと理解が深そうで頼もしい感じがする。私が気になる機種の実践比較なんかもやっていて興味深いし、他ではないMacでの活用ノウハウもあるようなのだ。

ということでとりあえずMacでどれだけ活用出来るのかだけでも知っておこうと寄ったのですが、若いスタッフはさすがにGaminのエキスパートらしく、英語版という弱点を感じさせない懇切丁寧な対応に心が揺れる。
私が活用したい事をを分かり易くシュミレートしてくれ、自分が使ってるシーンがダブル。
やはり便利だ。英語版でも問題なさそう・・・Macでもそこそこ使えそう・・・意外に質感があってカッコいい・・・
といつの間にか"買ってし魔王"が降臨してる（笑）使い方をマスターすればむしろ英語版の方がカッコいいじゃね？表記も早いし。なんといっても安い！なんてプラスの事しか見えなくなって"買って島へ!!"（爆）と思わず買ってしまいました。
ま。行った時点ですでに買う気満々だったんですけどネ。

買ったお店はココ→gnist
お店にあった各種のマウントが活用シーンを無限に広めます。
RAM mounts

で早速この週末試してきました！
詳しい使用感はもう少し使い込んでからにしたいと思いますが、凄くイイです。見通しの悪い林間でも自分の位置が常に分かり不安がありません。なによりアウトドアへのモチベーションを高めるのに効果的。昨今寒くてインドアに引きこもりがちでしたが今回は寒さをまったく感じませんでした（笑）やっぱり物欲こそ活動の源。モチベーションを保ち続けるには買うのが一番効果的です^^;