北八ヶ岳 雪景
ロープウェイが利用でき、厳冬期でも割合楽に森林限界付近の雪景に触れられるという北八ヶ岳・坪庭周辺。ずっと行きたくて行きたくて。だが"行くならグッドコンディション時に"と思っていた。写真撮影が目的でもあるからだ。
青空好きの私の思う最高条件、それは
降雪（吹雪）直後のスーパー快晴☆
雪をたっぷりと纏った樹々である事。放射冷却等でキーンと冷え込む事。快晴続き時ではダメ、降雪時はもちろんダメ、しかも週末じゃないと行けないし・・・
ということで今年も週末毎にココをチェックする日々、だが雪が無い、暖か過ぎ。。。今年もダメか。。。
が、ようやくそのチャンスがやってきたかも・・・木曜日から降り出した雪は金曜夕には止み、その後急速に回復して土曜日は朝から快晴の予報wao! ちょっと風は強そうだが、暖冬な昨今、ひょっとしたら今期ラストチャンスかも！と思い、急遽決行することにした。
急な行動だったのでソロで行くつもりだったけど、あまりにも良い条件だったので、近所でやはり雪遊び＆青空＆写真好きなしーたPさんに連絡したら"行くー！"というので、ご一緒することになりました。
しーたPさんをAM5:00にピックアップして蓼科へ向かう。まだ周囲は暗いが快晴を予感させる空に二人のテンションは上がりっぱなし。だが中央道から見る八ヶ岳山頂はどんよりした雲の中、しかも風が強い(>_<)ﾏｼﾞｶﾖ!
一方中央道南部・南アルプスはビカビカの快晴下。予定を変更して入笠山にする？なんて案も出たが、せっかくワンコ無しで来ているのだから、そしてこの高いモチベーションは標高2000mを越えないと消化しきれないだろうと、予定どおり北八ヶ岳へ向かう事にした。
だが出発点となるピタラス蓼科ロープウェイの駐車場に到着したAM8:00、山頂を覆っていた雲はすっかり無くなりスーパー快晴！真っ白で壮麗な峰々に二人とも超興奮状態。風も弱まり外気温−8℃だったが気持的には春だった。
こんな浮き足だった時ってISOが夜撮のままだったり、WB間違えてたりメディア忘れはよくあること。なのでお互い冷静さを呼びかけあって9時の始発に向け準備開始。
それでも気が急いて8時半には準備完了。落ち着かないので並んで始発を待つことにした。出発駅の情報盤によると山頂駅付近の状況は、天気：快晴、気温：−14℃、風速6mとの事で、思った以上に気温が下がり風も弱く絶好のコンデション。あと数分もすれば思い描いていた風景が目の前に広がるのだ。もうテンション上がり過ぎで気を失いそう（笑）
絶好の天気とあってボーダーやスキーヤー、我々と同じく撮影行等を楽しむトレッカーらで溢れる出発駅。始発に乗れない人も居たがなんとか始発に乗れいよいよ出発ー。
往復＠1800円はちと高いけど山頂駅までの標高差500mを約7分で一気に運んでくれ楽々ですv
ちなみにワンコの同乗は不可なのです。
そして、ついに山頂駅到着！パァッと視界に広がる期待以上の風景にテンションはさらにUP↑
もうお互い"ヤバイ"しか言葉に出ない。歩き方もぎこちない。
手と足が一緒になってるよ。しーたPさん^^（うそ）
空より地上の方が明るい世界。
まさに青と白のパノラマだがそれぞれが峻烈で圧倒される景色だった。感動！
さて、上に着いたら決めようと考えていた今日のルート。坪庭周辺で散策するか、何処かピークハントするのか。下では迷っていたがココに来て二人の意見は横岳へ向かうことで直ぐに一致。何故なら横岳方向が超順光なんです。写真的に魅力だったのです。そしてさらに標高を上げた世界にも興味があって登ってみる事にしました。
今回お互いにメディアを2スロット備えるD3なので、後に自己陶酔にどっぷり浸れるように、バックアップ用メディアを交換して互いのデータを共有することにしました。しーたPさんは私を、私はしーたＰさんを助演被写体として山行風景を演じまくります（笑） なので注釈は割愛して、私が写ってるのはしーたPさんが撮ってくれた写真です。
ということで舞い上がり過ぎの長〜い前置きでしたが下記ルートを撮影山行してきました。
↑このログはポイント数制限があり大雑把なトラックになってます。(※Explorerではご覧頂けないようです。）
山頂駅(AM9:15)→北横岳ヒュッテ(AM10:20)→横岳南峰(AM10:50)→北峰(AM11:05)→北横岳ヒュッテ(PM0:00)→縞枯山荘(PM1:15)→折り返し地点(PM2:00)→山頂駅(PM3:00)総距離7.4km、撮ったり撮られたりのんびり撮影しながら約5時間。横岳へのルートは若干急登ですが、短い上危険な箇所は少ないので天候が良好で装備があれば何方でも回れるコースだと思います。それでいてこの絶景ですから人気があるのがうなずけます。
帰路は北横岳ヒュッテから雨池山へ向かうルートが変化があって良かったのですが、途中鎖場があるらしく断念。
なので往路と同じルートで一旦坪庭に戻り、縞枯山荘を経由し雨池方面に向かい雪景色を堪能。まだまだ回りたい所はありましたが、ロープウェイの終了という期限があったので、後ろ髪引かれながら下山しました。
その後も天気が良かったので野辺山で星空撮影。なんて案もありましたがもうココだけでお腹いっぱい。データはいっぱい（笑）充分満足だったので興奮冷めやらぬまま帰宅しました。
もうとにかく最高！感動！。夏の北海道、紅葉の中禅寺湖に並び今期ベスト3に入る外遊びでした。
ですが、今考えれば稀少な絶好のコンデション。翌日も休みだしロープウェイは往路だけにして夕景〜夜景も楽しみ歩いて降りてくれば良かった、とか。もっとじっくり計画を立てて、小屋泊又は高見石か白駒池でテント泊して星空や朝も楽しめば良かった、とか。ヤリ残した事もいっぱい。次回はそんな事も計画に入れながらまたぜひ訪れたいと思いました。
ま。昼間だけでも充分ヒツコイので↓良かったのかな。
二人合わせて撮影枚数900枚超（5時間で^^;;）そのどれもがFavorite。
ということで今回は全てがFavorite Sceneです（汗）ほんとは300枚位載せたいんですが・・・
