北海道旅2009' vol7.晩成温泉〜歴舟川DR
Nikon D3 AF-S14-24mmF2.8G
当初の計画ではまだ屈斜路湖に居るはずだったこの日ここからは予定外の行動でした。
行きあたりばったりの宿泊地で、想いもしなかった美しい星空と日の出。
その後は急遽決まった歴舟川でのダウンリバー。
家族で初沈のハプニングもありましたが
事前情報や先入観の無い分、より新鮮な感動があり印象に残る行程でした。
屈斜路湖を11時に出発し、翌日の歴舟川ダウンリバーを控え、220km先・帯広南部にあるカムイコタン公園キャンプ場に向かうハズでしたが・・・
キャンプ場入りする前に温泉に寄っていこうと、地図だけ見て決めた晩成温泉。
今晩泊まるカムイコタンにも近く、地図で見る限り海に近いのでひょっとしたら海が見えるかな?食事施設はあるかな?と期待して来たのですが・・・思った以上に良いロケーション。太平洋を一望する高台にあって施設も良さそう。
に加えなんと敷地内芝地にドッグランがある!そしてキャンプも可能!?
近くにワンコ不可の晩成キャンプ場があるのは知っていたけど、そことはどうも違うみたい。温泉受付で訪ねると、やはり晩成キャンプ場とは違うが、温泉客はキャンプOKとのこと。もちろんワンコもOK。施設に近いのが若干難だが太平洋を見渡す芝地である。しかも温泉は当日出入り自由(入浴料@500円)でキャンプ料は無料。あれま素敵スギv
待ち合わせしていたkenjiの姫さんと連絡を取ると夜中〜早朝到着とのことなので、明朝合流にして頂いて今晩の宿泊地はココに決定。
お腹ペコペコだったし、温泉上がりで生ビールが飲める!というのがぢつは一番の魅力だったのです^^;
ということでドッグランで暫くワンコを発散させた後、温泉に入って施設で飲食。その後も温泉入ったりサイトで呑んだりだらだら過ごす。
まったく星が期待出来ない曇り空だし、明日はAM6時に出発するので早めに寝る事にしました。。。
AM3時頃寒くてふと目覚める。今回の北海道旅で一番の寒さだ。風も無さそうなのに何でこんなに寒いんだろう?湯冷め?それとも放射冷却?と思いテントから出てみると、まさかのスゲー星空!海へと続くクリアな星空に感動。既に夜明けの予感が残念でしたがママも起こし、日の出まで雄大な時間の移り変わりを堪能しました。
そして待ち合わせのカムイコタン公園へは7時到着。昨晩夜中に到着し、朝から準備を始めたというkenjiさん達はすでにまったり中。一週間ぶりの再会で、ここまでの経過をざっと報告していよいよダウンリバー!
今回はキャンプ場から約11k程先の大樹橋までの、歴舟川DRではメジャーなルートだという中流域。後半にある数カ所のテトラ帯がやっかいだが、状況を見てエスケープすれば良いし大丈夫だろうと。
遡上する鮭やそれを漁えるヒグマなども見れるかも?オジロワシなんかも居るらしく楽しみなようなドキドキのような変な興奮状態でスタート!
北海道でも有数の清流というだけあって水は透明で綺麗。水量が少なく、水面下に隠れてる岩がやっかいだが、艇のコントロールは私的には絶好調、付近の景色も雄大と楽しい川下り、鼻歌混じりで天狗の鼻が伸び切った矢先・・・
ゴール間際の川幅の狭まった流れの早い瀬で撃沈!
何が起こったか訳も判らず気づいた時にはボー然と川の中を漂う(>_<) 心配だったワン達は、バロンはいち早く上陸し我々を待っている。アイリはただの上陸だと思ったのか小枝を持って遊びをせがむ。と、うちのワン達も意外に逞しくてホッ^^; なによりカヌートラウマにならなくて良かったです。
その後すっかりチキンな我家、危なそうな所をポーテージして^^;程なくゴールへ。沈はショックでしたが、自然の厳しさを改めて体感できて良かったのかも。まさに北海道を全身で感じた充実のアクティビティでした。
キャンプ場に戻り反省会&お昼ご飯。kenjiさん達は午後からカヌークラブの方達と上流を下るので、ここでお別れ。今回もいろいろお世話になり、ありがとうございました!
残った我家はもろもろ乾燥、ついでに艇も畳み荷物の整理。
ここでゆっくり・・・泊まっていきたい所ですが明日は北海道最終日。450km先の函館を18:30に発たなければなりません。なので少しでも函館に近づいておこうと宿泊地未定で出発しました。