Life with dog
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初めての海漕ぎ

孤島に上陸
Nikon D5000 AF-S12-24mmF4G
今年は海にもフィールドを広げてみたい!
とシーズン初頭から準備を進めていたけど
夏の天候が不順だったりでなかなか実現ならず・・・

来年こそと思っていたら、シーズン終盤にまさかのシーカヤック。
ママの帰省ついでに、日本三景の一つ・松島で初海体験してきました。
やっぱり海はスゲー。けど怖い・・・でもかなり刺激的v

■宮城県/奥松島・浦戸諸島 2009.10.31 天気:曇り 気温:12℃〜14℃■


飛び石連休を利用してママとワン達は仙台に行くと言う。だが私は仕事の都合でどうしても暦通りの休日。
なので車も無いし当初は土日で山登りに行くはずが、、、下降ぎみの天気にモチベーションも下降ぎみ。

ならば電車で三浦半島にシーカヤックに行ってみるかなと全国シーカヤッキング55マップを見てみると・・・そいえば東北ってシーカヤックポイントがいっぱい案内されている。
よくよく考えるとシーカヤックにはママの実家は絶好の環境下にあるじゃん!(何故今迄気がつかなかったんだ!)と何かもの凄くイイ事を発見した気がして、居ても立っても居られず・・・便乗してシーカヤックを楽しんできました。

土曜日は好天の予報だったので金曜日中に仙台入りして、岩手県の浄土が浜周辺を散策する予定だったのですが・・・天気は曇天、風も強くなる。ということで多少風があっても楽しめると言う奥松島の浦戸諸島へ。今回は東名漁港をエントリー地に使わせて頂きました。

map


松島ママの実家からは30km弱とメチャ近い松島。日本三景の一つという事で結婚前後は観光船に乗って見たりと、何度か訪れましたが近年はすっかりご無沙汰。
その印象は日本の観光地って感じで人は多いし目新しくもない。景色もピンとこず、水はあまり綺麗ではないし、私的にはあまり魅力的な所ではなかった。
だがカヤックフィールドとして見ると魅力的。
大小260もの島が点在するという諸島は変化があり、湖岸も複雑に入り組み興味深い。奥松島まで来ると静かで水も綺麗で散策への期待が高まります。

松島っぽい東名漁港の事務所に断りを入れて早速海へ。
ハードルの高い異次元の世界と思っていた海は、意外に普通。もっとも内海なので波も穏やかなので当たり前かもしれませんが、ちょっと拍子抜けでした。
それより久しぶりに乗るエルズミアの楽しさに感動v 早いです。
だが慣れてくると水が重い。というか粘る?パドルで掻く水の抵抗がすごい。だから順調に進むと早い!けど重い。もっと小さなブレードのパドルでもいいなと感じました。

島と併せ、複雑な海岸形状の松島は、一見すると裏磐梯の湖のよう。島を渡りながら進め、内海は波も穏やかなので不安はさほど感じません。
がしかし地図に記載のない島が多くて海上から見るとルートがまったく判らない。水道だと思って進んで行くと深い入り江だったり、浦だったり。GPSが無かったら真面目に迷子になりそうで、ロス無く巡れてGPSのありがたみを感じました。

外海そしていよいよ外海。見渡す限りの海(当たり前)外洋に吸い込まれそうで恐い。
周期の大きな波は未経験のもので、沈の恐れはあまり感じませんが、上下動が凄い。海岸の景色が凄いと、全てが未知のスケールで圧倒された。というか恐い!
そして湖には無い潮流を感じたり・・・と全てが初体験の連続でかなり刺激的でした。
終盤風が強くなってきて、ビビッて当初の目的地は諦めましたが、松島の海をのんびり5時間程、気づけば距離にして26kmも散策してました。

初砂浜やっぱり海ってスケールが違う。松島近辺だけでも全て楽しもうと思ったら1シーズンまるまる過ごせそう。
シーカヤックでないと日本の絶景の1/3は見れない、という記事をどこかで見たけどなんか納得でした。

海なら日本全国がフィールドなわけで、無限の未知のワールドに踏み入れた感じ。何か新しい外遊びを見つけた気がして興奮の一日でした。

けどやっぱり怖いです。ソロだと行動も限られるのでボチボチ楽しんでいこうと思います。
そして難点も。全てが潮水でベトベトになってアフターが大変。真水の湖って楽だな〜とも思いました。ワンコとカヌーはやっぱり湖がいいです。


到着 準備完了 おじさん 初海! 複雑な海岸 牡蠣棚 上陸 気持ちイイ 外海 絶壁 絶壁 洞窟 メカル崎 外洋 ビーチ グッドロケーション 昼食 絶壁 奇島 帰港 エルズミア ホタテ 後かたずけ 仙台駅 新幹線通勤

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2009.11.05 Thu 23:03:: - :: -