Life with dog
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D5000でコンポジット

コンポジット
Nikon D5000 AF-S 12-24mmF4G trimming
東南向きの我家は、方角的にはしし座流星群観察にはもってこい。
あんな明るい流星ならひょっとして写るかもしれない。
と思いD5000で一晩中撮ってみようと試みたのですが・・・

D5000・・・というかボディ内インターバルタイマーって長時間露光では使えないのか?

インターバルタイマー装備のD5000。
セルフ撮りのバリエーションは広がるし、高ISO耐性も描写もなかなか。
私的にはかなりヒットで早くも無くてはならないカメラになっております。

今回のしし座流星群でもD5000は定点コンポジット長時間撮りに
D3は色々なアングルで星の点描撮影をと考えておりました。
ところがその甲斐も無く・・・(ToT)

昨晩はまた星が綺麗で自宅から羨ましく眺めていたのですが・・・
そいえばD5000でコンポジット撮影まだやってなかったな。出来るのか?
とふと思いつき

自宅だし一晩中(6時間程)撮り続けたら面白そうな写真になりそうと撮影してみることに。
ボディ内インターバルタイマーで。

セット画面
セット画面(取扱い説明書から借用)

セットイメージは、30秒×750枚=約22,500秒=約375分=約6時間15分
フォーカスもモードもマニュアルで
絞りF8、シャッター速度を最長の30秒にしてインターバルタイマーをセットします。


インターバルタイマーとは
シャッターを切るから再び切るというアクション間の時間を制御します。
したがってシャッターが開いている間もタイマーは動作。
日中のコンマ何秒といった撮影の場合は、この露光時間をほぼ無視出来ますが、
長時間の場合は、露光時間を加味することが必要。
つまりインターバルの間隔を露光時間+αにしないといけません。

なので今回の場合は、露出時間30秒に対し撮影間隔を32秒に設定。
シャッター切る→30秒露光→2秒インターバル→シャッター切る→30秒露光→・・・を750回繰り返し。
2秒間隔を置いたのはカメラ内で画像処理する時間も加味されるので念の為のアロアランスです。
2秒くらいなら星の軌跡にはほとんど影響しません。


画面2
D3は1回での撮影枚数や各種ブラケティングも指定出来ますが、D5000はその機能は省かれています。
しかし即時スタート及び開始時刻設定が出来、間隔及び全枚数は任意で指定出来ます。



ところが・・・
暫く様子を見ていると、上記イメージで動作していない。
どうやら
シャッター切る→30秒露光→32秒インターバル→シャッター切る→・・・
になっちゃってる感じ。
あれれ?MC-36と仕組みが違うのかな?と思って取説を精査するもやはり理解は正しいようだ。
試しにインターバル間隔を2秒にしてもう一度挑戦。
シャッター切る→30秒露光→2秒インターバル→シャッター切る→・・・
で動いてる感じだ。

ところが、ものの数十分で終了しちゃってる。
察するに30秒の露光中も"2秒間隔でシャッター切る"という指令を繰り返しちゃってるので
50枚程撮って終了してしまっていると思われる。

うーむ困った。どうしたものか・・・
ちなみに長時間ノイズリダクションはOFFでJPEG撮影、オートパワーOFFもOFFにしているので
画像処理に時間がかかってる訳でも、自動的にOFFになったものでもありません。

取り説
取り説より


その後いろいろ試してみたけど解決せず。
結局はコンポジットした時に目立たないくらいに撮影間隔を空け、
最大の撮影枚数でなんとか1時間半程撮影してみました。
(px等倍にすると線では無く点になっちゃってます)

コンポジット
11/20 AM0:20〜2:05迄の東南の星空


思うにMC-36は、露出時間もインターバル間隔も一緒に外部から制御する。
それに対し、D5000だと露出時間はメカ部分で、
インターバルはメニュー機能なので相性悪いのかな?バグか?
D3ではボディ内インターバルでも巧くいっていたように思うんだけど・・・
今度Nikonで尋ねてみようと思います。

取り急ぎ某国のパチモノのアレ必要かなと思ってとりあえずポチっと。
ソックリなのは外観だけじゃないことを祈ります^^;;


ということで流星は撮れず。
やはりしし座流星群とは縁遠い感じがしました(涙)
いや〜でも本番であわてなくて良かった。
来月に向けみっちりマスターしておこうと思います。
今度のふたご座流星群は期待を裏切りますよv

やっぱり昨日は今月で一番のアクセス数でした(笑泣)クソー
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2009.11.20 Fri 18:09:: - :: -