Life with dog
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秋山歩き@裏銀座

槍に押されて
Nikon D3 AF-S 24-70mm F2.8G
久しぶりの山歩き。
燃え萌えの紅葉を楽しみに、意気揚々と向かったのは北アルプス裏銀座。

思った以上の澄み渡る青空に、最高の展望ではありましたが・・・
紅葉は今イチの上寒過ぎて・・・ちょっと消化不良の外遊びでした。
大きな高気圧がドカッと居座り、絶好のアウトドア日和が約束された3連休。
山はもちろん、やっぱり海も絶好で、ずーっと狙っていた伊豆も希少な海況&状況。
だが今や山も短い紅葉のまっ盛り&無雪期ラストチャンス(っぽい)

熱し易く冷め難く。だけど突然終了してしまうB型気質の私。
ここで山に行かないと、そのまま疎遠になっちゃう気がして・・・今回はお山へ。

行き先は、今夏行きたかった北アルプスの裏銀座。
でも季節が違い行動時間も限られるので行程が定まらず・・・
まずは三俣山荘を目指そうと前夜に新穂高温泉へ向かう。

夜中に到着して、夏山のイメージでAM5:00から出発して三俣山荘を目指すつもりが
思った以上に暗くて寒くて・・・シュラフから出れず><;
あっさり計画変更。(元々無理かな?とも思っていたので^^;)
明るくなってから三俣山荘の手前である双六小屋を目的地に出発する事にした。
(臨機応変というか弱いというか、独りだとこういう所が良い所であり悪い所。)

双六小屋で2泊して、双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳をピストンする予定だったのですが・・・

テン場

展望の良い稜線歩き紅葉がイメージじゃなかったのを除けば、身体も軽く順調な双六小屋まで。まだ13時過ぎと意外に早く着いたので、三俣山荘まで行っちゃう?とも思ったけど順調に行っても16時。しかもガスってきちゃって寒いので、双六小屋に幕営することにした。

設営後はこの後のルートから外れてしまう樅沢岳へ。だがガスガスで楽しみにしていた槍ケ岳の展望は望めず(涙)

テン場に戻り、活動を停止するとメチャクチャ寒い!気温は翌早朝で-4℃程だけど、風が強くてとにかく寒い!
ウェアは念の為、厳冬期仕様を持って来ていたけど寒くて寒くて。ちょっと病的な程寒さに弱くなっているような。特に末端がダメ(糖尿?)。
風が当たらないテント内は快適だけど、それゆえ外に出るのが億劫で、写真を撮る気も起きず・・・

そうなると暇で暇で。なんだか無性に無駄な時間を過ごしてる気がして、紅葉は全然ダメだし、テン場のロケーションは退屈だし、ホームシック(爆)等もろもろあって明日帰ろうと決断。

陽が上がったら直ぐに下山してレポもヤメと思ったけど、今日の写真を見たら案外イイ(笑)翌朝は抜群の快晴だったので、双六&三又蓮華岳は登って何とかカッコつけ、のんびりと下山。松本市街で温泉入ったり食事をして夜中に帰宅したのでした。

結果↓こんな行程でした。
【1日目】新穂高6:50ー鏡平10:50ー双六小屋13:00(設営)ー樅沢岳14:30ー双六小屋(テン泊)
【2日目】双六小屋6:00ー三又蓮華岳7:50ー双六岳9:00ー双六小屋(撤収)11:00ー新穂高16:15

紅葉は楽しめず、念願である鷲羽岳や三俣山荘のテン場にも到達出来ませんでしたが、意外に空いてて楽しい山歩き。
初めての裏銀座、小池新道は展望も良くて変化があって、夏は暑そうですが良いルート。特に午後からは槍穂高連峰が次第に順光となり、立体感のある展望が壮観。双六も三又蓮華も柔らかな印象の山頂部で私好みでした。

双六小屋のテン場は、鞍部ではありますが開放感があり、トイレも綺麗で水が無料で過ごし易い。だが鷲羽岳の展望は小屋が邪魔で見えず、池も水たまりのような感じで陽の移り変わりを感じるには物足りない印象でした。風の通り道で強い時が多い様です。

というわけで裏銀座の極一部を回ったに過ぎませんが、私的には好印象。季節を変えて、もっと暖かい季節に連泊して付近を散策したいなと思いました。
海もイイけど、やっぱ山もイイ。でも季節は夏だなと改めて感じた外遊びでした。

【メモ】この季節の行動時間は(せいぜい)AM6:00ーPM3:00の9時間。CT7時間が目安。

駐車場 ワサビ平 ワサビ平 登山道 秩父沢 紅葉? シシウド 景色 500m? 急登 鏡 鏡平 ひょうたん池 巻き道 振り返ると 弓折乗越 双六岳 花見平 見えた 双六小屋 設営 樅沢岳 テン場 星空 テン場 出発 日の出 中道で 稜線歩き 三俣 双六岳 双六岳 笠ケ岳 帰路 双六台地 振り返る 双六小屋 日射し 下山 セルフ 鏡池 FCイメージ



 FSP2.gif笠ケ岳 カール ひょうたん池 槍と鏡平 鏡平小屋 花見平 双六小屋 三俣 ハイカー テン場 紅葉槍 鏡池




Trekking Camp, report : Edit
2011.10.13 Thu 18:07:: - :: -