牛窓から四国へ渡るか更に西に進むか迷いに迷って山口を目指す事にしたバロン家。
尾道で車泊をして翌日は天気が悪かったので、呉にある大和ミュージアムへ。
以前に戦争時代（特に太平洋戦争）の図書や文献にハマっていた事があり、機会があればぜひ訪れたいと思っていたのです。それゆえ感じた事や書きたい事は山ほどあるのですが・・・長くなるのでヤメておきます（笑）
とにかく、展示物はもちろん、当時日本一の鎮守布であった呉や広の街や立地も興味深く、心に響く行程でした（私は）。その後は広島市街を観光して車泊。文化的な一日でした。

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翌日（5/1）には天気が回復したので厳島へ。
世界文化遺産なので、いろいろな制約があるかもとまずは地元のアウトフィッターであるパドルパークさんにお邪魔してレクチャーいただきました。

エントリー地から神社へは片道5km程と近いのですが、この日は風強くまともなアゲンスト＆逆流で、やっとという感じで厳島神社へ到着。
遠くからでも存在感のある厳島神社のシンボル・大鳥居は、間近で見ると大きく太く圧倒される。
大勢の方が遠くから眺める中、ちょっと罰アタリな様な役得のような気持ちで鳥居を潜り（境内外に上陸し）参拝して参りました。
とフェリーで渡れる所をわざわざ苦労して行っただけですが、人力だと何かご利益があるような？いつもの漕行とは違った充実感でした。

観光地化されているような印象の厳島でしたが、人智を感じるのは神社周辺だけ。島全体がご神体とされ神聖視された島だからか、自然が多く残っている感じだし瀬戸内海もここまで来るとなかなか綺麗。今回は海況悪く回れなかったけど、より自然が残っていると言う東側や離れ小島も行って見たい。
南国の無人島も良いですが、そこに暮らしがあって文化がある瀬戸の島々。潮流を読みながら転々と渡り漕ぐ旅も魅力的だなーとここまで瀬戸内海を見て来て思ったのでした。