石尾根縦走路を歩く
■六ツ石山〜水根山〜鷹ノ巣山〜日蔭名栗山〜高丸山〜七ツ石山〜小雲取山〜雲取山■
2013.5.25 天気:曇り後快晴 気温:6℃〜15℃
2013.5.25 天気:曇り後快晴 気温:6℃〜15℃
梅雨入り前の希少な晴天になりそうな週末。家族で海キャンのつもりが、ワンズのお腹の調子が悪く中止に。
なら久しぶりに山を歩いてみようとバイクツーリングがてら奥多摩へ。奥多摩駅からは石尾根を、行ける所まで歩いてみることにしました。
予報に反し曇天で、現地に着いても周辺の山々は分厚い雲に覆われていてモチベーションは急降下。とりあえず尾根まで上がってみるかと軽い気持ちで6時過ぎに出発しました。
展望の無いガスガス中、何処で戻ろうか模索しながら六ツ石山、水根山と通過。鷹ノ巣山で戻ろうと思った矢先、天気は急速に回復して鷹ノ巣山頂ではまさかの快晴!石尾根縦走路も全容を現し、ようやく歩いてみたい衝動に駆られその先へ。
天気が良くなった事もありますが、展望良く、これから歩いて行く稜線や山々が見渡せ、起伏もさほど無く本当に気持ちの良い尾根歩き。
行きは尾根を通して歩き、とりあえずの目標だった七ツ石山へ快調に進む。
そろそろ戻ろうかと雲取方面に降り、鴨沢からの巻き道合流点に来ると、これまで人気無く静寂だったルートは突然に登山者が増える。特に若い男女が非常に多く華やかな感じ。
そんな中を歩くのも良いかと人波に押される様に雲取山へ。でも山頂はかつて無い賑わいで山登りの人気の高さが伺えました。
帰路は鴨沢に降りるつもりが、これから登ってくる人、そして下山する人々でウンザリするほど人の多い登山道。しかもグループが多い。
なら往路を巻き道で戻った方が気が楽かな?と行ける所まで行ってみることに。
良く整備されていて歩き易い巻き道。だが長くて途中で後悔するも時既に遅く、降り場所のタイミングを逃し結局奥多摩駅へ。疲労困憊で這う様に辿り着きました。
下山後GPSを見るとかつて無い歩行距離と累積標高にびっくり。図らずもちょっと無謀とも思える山行になってしまいましたが、終わってみれば雲取山まで行って良かったと達成感はたっぷり。
森林限界越えの縦走も良いけど、こんな緑の中の緩い起伏をのんびり歩くのもイイ(帰路は全然のんびり気分ではありませんでしたが)と思った山歩きでした。