'13夏・加計呂麻島 後編
西阿室ではこんな所で過ごさせていただきました。
本当はビーチが良かったのですが、雨が降っていたので港内の一画に設営。
野趣には欠けますが、水はけの良い草地で近くにトイレ&水道あり、車も横付け出来て快適そのもの。西阿室オートキャンプ場と命名(※本来キャンプ場ではありません)
で、今日からのカヤックツーリングキャンプですが、本日〜明日の天候を鑑みて中止に。
ウィスパーは残念ながら開封する事無く帰宅することに(泣)
波風の影響の少ない所でSUPを楽しみましょうと島内を車で散策。
於斎のガジュマルもスゴいです。これで1本の木?
枝から根が生え、それが太くなりやがて幹になってこの様な容姿になります。
デイゴ並木が有名な諸鈍まで来ましたが海況今イチに加え、じつは私、体調悪く・・・
昨夜寒くて寒くてオールウエザーブランケットを巻いて寝ましたが、朝起きると熱っぽくてフワフワする感じ。悪寒がして腰関節も痛い
カヤックなら何とかと思ってましたがスノーケリングはちょっと無理っぽい。
なので私は休んでいようと思っていたら、とりあえず皆で一旦西阿室に戻ろうと言う事になり、途中で栄養補給。
ガッツリ食べたかったのでカツカレー。メニューの写真に無かったけど目玉焼きが付いて嬉しー!と思ったらなんとウドンまで付いててじぇじぇじぇっという感じ(丁度あまちゃん流れていたので)。しかも500円!安過ぎでしょ
西阿室に戻った頃にはフラフラ(カヤック行かなくて良かったかも)
薬剤師であるyuji-Kさんから薬をいただき、集落の方が憩うデイゴ下の縁側をお借りして横になる。ここ涼しくて気持ち良くて爆睡中。
陽が暮れてからはテントに移動し、結局この日はずっと寝てしまいました。
その間二人は釣りに勤しんでいたらしいですが一匹も釣れなかったみたいです。
皆様ご迷惑おかけしました。
いただいた薬が抜群に効き翌日には復活して水遊び。
今日は奄美大島へ戻らなければいけないので、SUPで軽く遊びます。
伊子茂の港の船着き場からエントリー。こんな所から出れるのもSUPならでは、というか関東近郊でやったら怒られそう。
こんな整備された所から?と思いましたが、水は綺麗でなんとウミガメも!
みな写真に収めようとしてますが撮れませんでした。
漕いでいると水の中が気になって、まだお勧めポイントでは無い様ですが潜ってみました。
まだ大きくみると湾内ですが魚が多くて水が綺麗。珊瑚はボチボチ
海岸もまたグッドロケーション。
いやいや加計呂麻、どこへ行っても素晴らしい。ここでキャンプもいいな
向かいは請島
一休み後、笠原氏お勧めのスノーケリングポイントへ。
そこは広大な珊瑚の海でした。
実久はテーブル珊瑚が多かったけどここは枝珊瑚が多くて生き物の種類もスゴい。
コーラルスタイルに変身してSUPを楽しみます。
こいつ愛嬌たっぷりで懐こくて連れて帰りたくなりました。
いろいろ居るけどクマノミが見ていても撮っても楽しい。
知ってる限りほぼ全種といってもいいほど沢山のクマノミ&イソギンチャクが生息していました。
今日のベストクマノミくん。威嚇してるのかヒトに驚いたのか口を開けたまま固まってます(^.^)
南国水中を散策しているとこんなシステムを構築したくなってしまいます。
と言ってもプロテクターが必要な程は潜れなく、外部ストロボが欲しいのです。
TG1単体でも装着&スレーブ連動するのかな?>水中専用フラッシュUFL-1
我を忘れて潜っていても常にStarboardくんが見守っていてくれて安心感があります。
な感じで最後の加計呂麻を存分に楽しみました。
明日になると都合の良いフェリー時刻が無いので
最終便で奄美大島(古仁屋)へ戻ります。笠原氏もお付き合い頂きました。
夕焼けが綺麗そうだったので、大島海峡を見渡す展望台へ。
加計呂麻島ってデカイです。今回は車で行けるところはほぼ回りましたが、通行止めや車で行けない所も多く、今度はやはり漕いで回ってみたいと思いました。
古仁屋の街にも明かりが灯りはじめます。
行きは小さな街だなと思った古仁屋ですが、加計呂麻から帰って来た今見ると大都会に思えます。
加計呂麻が生きてゆくのに充分だとしたら、古仁屋は生活するのに充分。自分の住む地も田舎だけど、いかに贅沢で無駄な暮らしをしているのかと考えさせられてしまいます。
とひとしきり思った後は贅沢に呑み。
古仁屋唯一の寿司屋さんだというやぐら鮨さんへ。江戸前寿司?
久しぶりに生!しかもオリオン。ウマーっ!
食べたいもの、飲みたい物が言えばさっと出て来る。やっぱり文明って素敵です^^;
お酒も食も美味しゅうございました。
この日も星がメチャクチャ綺麗な夜でした。
翌朝は快晴、しかも大島海峡はべた凪。
外洋は判りませんが、帰京日にこのコンデションとは後髪引かれる想いです。
ふと海を見ると綺麗。しかもクマノミまでごっちゃり
大都会に思える古仁屋の港でさえこの環境。奄美大島スゴい!と思ったのでした。
古仁屋で笠原氏と別れ、ドライブ&買い物をしながら空港へ。
全般に波風強くイメージ通りには事は進まなかったけど、思った以上に天気良く。
どれだけの距離を漕いだとか、どれだけの海況を漕いだといった頑張った誇りはありませんが、”海を楽しんだ”という事においては満足出来た6日間。ある種とても贅沢な日々でした。
今回ずっとSUPで過ごしてみて、20kmぐらいまでの移動ならSUPでOK、キャンプツーリングも出来るしマクロにも遊べる、準備&撤収が手軽。と良い事づくめを認識。
(特に夏や南の海の)カヤックの"必要性"に疑問を持ってしまいますが、私的にはやはりカヤックは捨て難い。
必要性は無いけど"旅"を感じたり自己満足に浸るにはやはりカヤック、というかFeathercraft艇があって欲しい。今回はSUPがあったからこその充実でしたが、自宅に戻り写真を見ると何か寂しい気がします。
後半カヤック旅が出来ていれば・・・と思うと心残りはありますが、また来年。出来ればもう少し長く滞在したいなと思う程、人が居なくて自由がいっぱいの加計呂麻島。ますます好きになりました。
ここなら時間さえ許せば(フェリーで)バロン&アイリと来れるかな?
一緒に来たい!ワンズと一緒でも加計呂麻ならかなり楽しめそうだと思ったのでした。
SUP & kayak > 南国の海 Camp, Stand Up Paddle, Feathercraft, SUP & kayak, report : Edit
2013.09.06 Fri 18:14:: - :: -
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