青空を求めて vol.1
外遊びは、どんなに快適でグッドロケーションであろうとも、晴天に勝る好条件は無しが信条。
前日晴天とは言わない、せめて数日でも雨の心配無く過ごしたいと思っていたけど、行きたかった西日本は夏休み10日間ずーーーっと雨の心配があるあんまりな天気予報。
唯一北海道は良い天気が続きそうで魅力的だったんだけど、バロンの万一を考えるとフェリーがもどかしく断念。本州内でギリギリ青空が期待出来そうな北東北へ。晴空を求めて向かうことにした。
初日9/17(土)はのんびり自宅を発ち、秋田県南部の気になっていたキャンプ場で停泊予定。
東北道から山形道を通り日本海沿いの国道7号線へ出るとなんと雨。目的のキャンプ場につくも雨で断念。更に北上を続けます。先の方には青空も見えるのだが・・・
がしかし移動に合わせて雨雲の範囲も拡大し雨から逃げ切れず。由利本荘市の道の駅にしめでこの日は終了。出発1日早かったかな。
少し手前の道の駅 象潟「ねむの丘」は激混みでシルバーウィークを感じたのですが、どうやらポケモンGOのレアスポットだった様で、ここは空いてました。
翌朝6時起床。夜中も降ったり止んだり朝も小雨交じりのどんより空。涼しいというより寒いです。
バロンおはよう。お散歩に良さそうな芝生の広場があるけど雨降ってるよ。
今日は天気回復傾向とのことで二度寝してのんびり出発します。
アイリを枕に寝るバロン。健全の頃のバロンならまず見れなかった微笑ましい?光景。
8時頃起きて国道7号線を再び北上。ここ道の駅岩城までくれば雨避けられた感じ。もう少し頑張るべきでした。
ここは海沿いで温泉付きの道の駅。オートキャンプ場も併設されてる。
レストランも充実。美味しそうだったけどまだ営業前でした。
日本海側は米処が多く米のお酒が豊富。ママはこの秋田誉酒造の米焼酎をジャケ買い。後に美味しかった様です。
秋田市に入ると次第に空が明るくなり秋田港あたりで待望の青空。
こんなスカッとした晴天は久しぶりな感じがする。
まずは今宵の停泊予定地である道の駅てんのうを偵察して男鹿半島を巡るつもり。
ワンコダメ?ってくらい綺麗な芝生ですがOKで、良い所でしたが温泉施設が改装中で使えず保留(昨晩風呂入ってないから入りたい)
男鹿海鮮市場で少し早い昼ご飯。
市場で買った食材は食堂に持ち込みOKとの事で、ママはボタンエビを持ち込んでカレイの唐揚げ定食。私はこの刺身定食B(上のボタンエビはママからの借り物)具たっぷりのアラ汁がついて1400円は安いと思いました。ウマかった
お腹を満たしたら男鹿半島突端の入道崎を目指します。
爽快な海岸ロード。ライダー&ローディーがめちゃくちゃ多いです。判るわその気持ち
程なく入道崎到着。2回目のはずなんだけど何故か記憶と違って、海岸へと続く広い草原になってます。好きなロケーション!
案の定遊べモードになったアイリは遊べーとウルサイ!でもそんな元気が嬉しい。
駐車場間の移動は抱っこカバンだったけど、芝地ではバロンもよく歩いてました。
海へは高低差があって容易には降りれません。
この日は北風があり海はちょい荒れ。岬付近は潮流が複雑そうな感じ。ソロならちょっと漕いでみたいかな。
海を眺めながら暫しまったり。陽射しがあっても風冷たく涼しいです。
バロンにも遊びを強請るアイリ。
アイリはバロン兄ちゃんが大好き
北緯40度のモニュメント。ニューヨーク・マドリード・北京などと同じ緯度です。
周辺には土産物屋や食事処がいっぱいで賑やか。ウニの時期に来たかった。
なまはげって大人でもなんか怖いよ。
帰路に寄った八望台からの北側展望。
眼下に見える八郎潟、今や立派な陸地だけど幼い頃は琵琶湖に次ぐ大きな湖って記憶(上の1957年干拓前の感じ)。諫早湾も数十年後はこうなるのかな。八郎潟の干拓は未だに賛否両論あるそうです。
南側には二ノ目潟、その先は戸賀湾。周辺にはこんな火山湖が3つあります。かつては4つあったらしい。ここからの夕景が綺麗らしいけど今宵の停泊地を決めないと。
訪れたのは釜谷浜海水浴場。トイレ&炊事棟があってキャンプも可能(無料)なビーチです。
海も海岸も綺麗ですが、何よりこの風力発電施設が壮観!
原発の無い山形・秋田県はこんな風力や太陽光発電施設が多数点在。
海岸線に巨大な風車がずらりと並ぶ光景は一種異様ですが、これで済むならこれでいいんじゃない?と思った。これらは全てドイツ製だそうです。
夜の景色も面白そうで私的にはココに停泊したいのですが風強くママは今イチ。
夜になれば風止むよと言うも。いつも風吹いてるから風車があるんじゃない?と言われて一言も返せず。写真は止まって見えますがぐるんぐるん回ってます。
とりあえずバロンの点滴とワンズのご飯を済ませるべく暫く滞在。
大幅なポンド安に惹かれてT5アクセサリーをポチポチ購入してます。
長旅に備えその一つノーズブラ(というよりボンネットカバー?)を装着してきました。ハネ石等から守る為のものだけど脱着簡単でドレスアップ効果もあり気に入りました。
海に沈む夕陽が見れればと思いましたが雲多く叶わず。夕焼けは綺麗でした。
陽が落ちても風は止むどころか強まって身体の芯から冷えて来たのでとりあえず近くの温泉に向かいます。
干拓した上に設けられたポルダー潟の湯。太古の海水が基になってる温泉だそうでモルト色でスゲーしょっぱかったけどいいお湯でした。
温まったらまたあの風の強い地に行く気が失せて近くの道の駅おおがたで停泊する事に。風無く穏やかで安息出来ました。雨も嫌いだけど風も嫌です。