2008年にインフレータブルボード専門メーカーとして発足し
オリジナリティ溢れる奇抜なアイデアと構造、そして真摯な製品造りで近年メキメキと実力・人気ともに急上昇中のRed paddle Co.
ずっと気にはなっていて、試す機会はいっぱいあったんだけど乗った事無かった。
インフレSUPは今の3枚で十分だし、波乗りメインの昨今はリジッドボードがマイブーム。
と思いつつ乗れば絶対欲しくなるor気になって来る性格ゆえ避けていたのだ。

話しは変わるけど、室内寸法が意外に小さいT5 California。長くて幅のあるSUPボードは実質積載不可能で、キャリアアップが必然となる。
今日は天気も良いし波乗りだ！って時はまあいいんだけど、雨の心配がある時や念の為持って行くって事がかったるい。カヤックのつもりで海に行ったらスゴくイイ波だけどボード持って無かった。持ってる時は波が無い。なんて波乗りあるあるじゃないけど、気軽に持ち運べ"そこそこ波乗りが楽しめるインフレータブルボード"。そんなのがあるなら欲しいなと思う様になっていた。
セタス・笠原氏曰くRed paddle、中でも波乗りモデルはちゃんと波に乗れるし楽しいですよと言うし現に見てるけど、笠原氏と私ではスキルが全然違うので鵜呑みに出来ないのは毎度の事。（でもある程度自分のスキルが上がってくるとなるほどなと思うのも毎度）
今の私レベルで本当に楽しめるのだろうか？と思っていたら、Red paddle2018年モデルに併せいろいろ試乗させてくれるというので素見し半分で行ってみることにした。



ほんとは土曜日から行って土日たっぷり海で遊ぼうと思っていたけど、土曜日は前線通過で大荒れだったので日曜早朝出発。起床した4時の時点では風速15mの北風だったアクアライン。だいぶ納まっていたけどまだ風強く、まるで真冬の様な気候だった。三浦半島＆富士山が近い！



私のニーズに応えての笠原氏のお勧めはコレ。9'8"Rideという長くて薄いけど、サイドレールにバテンを入れてロッカーを硬化したモデル。
サーフ用としてはこの他に8'10"WHIP、10’8”Rideがあるんだけど、8'10"はちょっとピーキー、10’8”はバテン無く剛性を厚みで出しているというのでダルなイメージ。



私が好きそうだからと持って来てくれたレース用の12'6"Elite
なにこれメチャクチャカッコ良い！



セールマスト？と思ったコレはフォワードフレックスコントロールといってやはり剛性向上の為の仕組み。こういうギミックがたまらない。
乗ってみるとインフレータブルとは思えない剛性感で矢の様に進む速い！　カッコも良いし欲しいな〜〜



ジェミニよりボリュームを感じるタンデムはすごい安定感。かなり脚にきますが大人が三人で立ってもOK。二人なら楽々で楽しい板。家族で乗ったら楽しそう。欲しい








久しぶりにレアードサーファーを持って来ての乗り比べ。



で、Red paddle9'8"Rideの印象。
リジッドとは違和感はあるものの、私でも波乗りが楽しめちゃった。小さな波ではありましたが、これまでのインフレSUPには無い剛性感で、そこそこどころか思いの外走るし楽しい板。ラフに扱え安定感が良くて、楽にサーフィンが楽しめるボードという印象。何より小さく畳めて"念のため持っていく"って事が出来る。
というわけでモリモリ使えるシーンが湧いてきて私のラインナップに加える事にしました。
やっぱり試乗するとダメな性格。カヤックも車もバイクもスーパーの試食も、試すとほぼ買ってしまいます。単純