Life with dog
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Light & Fastな一眼

ニューマウント!
Fujifinepix S5pro NIKKOR AF-S 50F1.4G
Leica D-LUX4で小型カメラに目覚めてます。
アウトドアギアもカメラもピークを過ぎると小型化するのか?
小ちゃいけど拡張性の高いマイクロフォーサーズベネフィット。
「いつでも何処でもワンコ目線で撮れる」というのが主な言い訳理由です。
一度ダメだ、必要ないと感じたら見向きも理解しようともしない了見の狭い性分。
だがそれが誤解だったり、ダメな所が改善したりすると必要以上に気に入り、欲しくなる・・・

可動式背面液晶
可動式背面液晶が新鮮

ワンコ目線
ワンコ目線アングルも構図を決め易い

大きさ比較
標準ズーム域を装着してD3とこの大きさの違い。
重量もD3:2140gに対し、G1:580gと約1/4。

望遠
望遠を加えるとその差は更に顕著に。

後ろ比較
D3と同じ3型液晶搭載、詳細度は若干劣るが撮影情報が画面上に入るので、
D3より確認映像は大きい印象。操作部はコンデジに近い。

大きさ
レンズは14-45mm。45-200mm。単一電池と比較してこの大きさ。
35mm換算で28-400mmをカバー。ニコンで言うAF-S VRレンズです。

昨年10月に発売されたこのLIMIX G1もそう。発売当初世界最小のレンズ交換式のデジタル一眼カメラ(ミラーが無いので一眼レフ[SLR]ではない)の謳い文句に気にはなっていたが、LVF方式のファインダーなんてもっての外。一眼レフのファインダーを覗いた時のワクワク感が好きなのに、ミラー&プリズムでリアルに被写体を捕らえるのが一眼の醍醐味・・・LVF(液晶ライブヴュー)方式じゃ魅力ないな。と思っていた。

しかも"マイクロフォーサーズ"という新しい規格。フォーサーズのメリットはフルサイズのメリットを探求している時に分かったが、小さな映像素子にはあまり興味が無い上の"マイクロ"なのである。
"マイクロ"ってくらいで"マイクロSD"みたいな感じで、映像素子が単に小さくなっているのだと思い込み、G1に対する興味はそこで終わった。

がしかし、これが大きな認識不足だったと判る(汗)
まず"マイクロフォーサーズ"というのは映像素子の大きさはフォーサーズと同じだってこと。
"マイクロフォーサーズ"というのはレンズ&ボディを更に小型化するために、マウント部を小径化しフランジバックを1/2にしたフォーサーズの拡張規格だと知り、今更ながら恥ずかしいような申し訳ないような・・・

LVFファインダーもその一環の策。ミラーを排したその構造は、既存フォーサーズレンズ及び他マウントとの互換性を活かす意味もあるらしく、アダプターを介せば既存フォーサーズレンズも活用可能。
他にもフランジバックが短い分、既存の一眼レフカメラとの差分内でアダプターが作れる余地があり、規格外のレンズでも使えるというもの。例えば今後Fマウント仕様なんかも期待される。何でもライカMマウントとの相性は抜群で、Mマウントアダプタは生産が追いつかないらしい。

とまあ認識不足丸出しでお恥ずかしいですが、様々な誤解が解けると、これまで随分とシャッターチャンスを逃していたような?何だか鋭く良いカメラを見逃していた気がして居てもたってもいられません。
ボディ重量的にはOLMPUSのE-420の方が5g程軽くちょっと気になっていたのだが、個人的にフォーサーズはレンズのボリュームがそのメリットを反映してない気がする上、もう一つ決め手に欠けていたのだが"マイクロフォーサーズ"はレンズも極端に小さく軽いのが魅力。

小型軽量でレンズ交換が出来てボディに不釣り合いな映像素子を積んでいる。車で言えばヴィッツ級のボディに3リッターV6を積んでるような感じなのだ。なんか想像するだけで楽しそう^^
以前だったらLUMIXブランド(特にヴィーナスエンジン)にも抵抗があったのだが、D-LUX4でその素性も納得済。

ということで「今まで誤解しててゴメンネ」という罪悪感も手伝い使ってみたくて仕方ない。小型軽量はカヌーに山登りにとアクティビティと共にするのにイイんぢゃ?何といっても可動式の背面モニターはワンコ撮りに最高では?(D3も一応LV撮影出来るんですが使い難いの)と活用するシーンが色々思い浮かぶ。
しかも近々7-14mmという35mm換算14-28mmといった超広角も、ボケを楽しめる明るい開放値のレンズの予定もあるとという事がダメ押しで買ってみました。


その印象は簡潔に言うと、AF-Cの追従性は悪いし、LVFファインダーはワンコの躍動感ある写真にはまったく向かない。しかもファインダーを覗いた時のわくわく感に欠け、操作性も一眼レフよりコンデジ寄りな感じでちょっとカッタルイ。と"撮る楽しさ"はだいぶスポイルされているのはかなり想定外でした。(逆にD3の凄さを再認識)

だが、LVFファインダーは撮影結果をリアルタイムに映すので、レンズの明るさに関係なく見れ(明るいレンズを使いたい意欲がなくなるが)、WBなど色彩設定等を実感しながら撮れるなどメリットも多い。そして可動式の背面液晶&ライブビューは不可能だったアングルが楽しめると。今までと違う写真の楽しみ方があり新鮮でもある。

またミラーはないがフォーカルプレーンシャッターは、コンデジのような疑似シャッター音では無いので"撮った"という実感があって小気味よい。AFはそこそこ早いしシャッタータイムラグも少ない。レンズ内手ぶれ補正は効果をよく確認出来るし結果も良好等カメラの基本性能はなかなかのレベル。

肝心な描写は、キットレンズということが影響してるのか、ちょっと黒の締りが物足りなくメリハリが薄い感じ。D3+ナノには遠く及ばないが(そう思いたい)、解像感・色の再現性・レンジは一眼レフのそれであり、小さいからといった妥協が感じられず素性は良い感じ。今後OLMPUSからも同規格で発売されるようなのでレンズバリエーションが楽しみです。
ドキッとするような期待以上の写真は少ないけど良く撮れるじゃんという印象です。web用途なら充分かも

小型軽量でコンデジでは得られない付加価値を持ち、そして一眼レフのような楽しさもあるLUMIX G1。今後様々なシーンを共にしてくれる予感がします。

でも一応D3も持って行くので・・・結局荷物は多くなるのかも(爆)

フォーサーズ G1 G1


早速フィールドで使ってみました。
まだ取説も読んでおらずまったく初期設定のままのAVauto JPEG画像です。
尚、フォーサーズベネフィットは35mmフィルム換算は倍になります。ex.14mm→28mm

秋ケ瀬公園 お弁当に釘付け バロン 望遠 待て ワン子に紛れて
ダッシュ ハングライダー キラキラ 逆光 遊び疲れ 夕暮れ
photo tools : Edit
2009.01.20 Tue 00:16:: - :: -